
減税・規制緩和の専門家の渡瀬裕哉さんは私が注目している政治アナリストなんですが、最近こんなタイムリーなテーマのチャンネルを開設されて、まだまだマニアックな認知度に留まっているものの、日々のささやかな楽しみになっています。
渡瀬さんの登場している動画だけ全て視聴しましたが、趣旨としては、「国・地方の様々な事業について存続すべきか?廃止すべきか?を判定する」というもの。ただ、実際のところは「判定」もクソもなくて(笑)、これまで13回の動画で取り上げられた事業すべて「廃止」の結論が示されています。
これを見ていて改めて思ったのは、毎年当たり前のように入ってくる税金を使う側(政治家・官僚)の感覚って、「所詮は他人の金」なので、無駄をなくそうという発想がなくて、「使い切ること(バラマキ含む)」しか考えてないんですよ。
しかも、ガキの頃からテストはできるからもてはやされて、偏差値の高い大学を出て、難しい採用試験に合格して、自分以外の世の中の人間はバカばかりだから、バカな国民がカネを持ってても意味ないし、賢い僕らが賢い使い方をしてあげた方が、日本のためになる。そう思ってるから、なんの成果も生まなかった事業についても、その失敗・過ちを認められないのでしょう。
商売をなさっている方、あるいは民間で働く方々は、業績が悪かったり、原材料等の価格高騰があれば、無駄を削減したり、事業を見直したり、様々な努力をするのが当たり前です。でも、その「当たり前」が通用しないのだから、マトモなリーダーを選挙で選ばないといけません。
しかし、「皆さん、この動画を見て、イライラしてください!」と渡瀬さんは言ってるんですが、「マイナス×マイナス=プラス」みたいな、自分の個人的なイライラなんて微々たるもので簡単に解決可能なものだったことに気づき、ちゃんと知識をつけて選挙に行くぞ!という前向きな気持ちにさせられます。
しかし、このTシャツほしいなぁ・・・柴犬ちゃんかわいすぎる!
では、また明日!
Jun
