ベイスターズファンの私なんですが、阪神タイガースファンのYouTuberのこの方の動画は毎回見てしまうんですよ。
甲子園球場のライトスタンド外野席のシーズンシートを購入されているようで、甲子園開催の試合は現地動画。そして、アウェイ開催の試合は自宅での動画収録。さらに、アウェイ戦で負けると、「見上源三」なるキャラに変身して、怒りをぶちまけるという動画配信スタイルになっています。
私自身、甲子園球場は近くまでしか行ったことがなくて、試合観戦の経験はありません。だから、ちょっとした「旅行動画」的な楽しみもあって、毎回球場グルメの紹介もあって、動画の作り方が上手いです。上に貼った動画はGW期間だったので、こども達にもインタビューしていて、かわいらしいです。
動画として笑えるのは「見上源三」の方なんですが、タイガース選手のふがいないプレー、審判の誤審、藤川球児監督の采配に痛烈に怒りまくる反面、相手チームを叩かない点がいいんですよね。
この人の動画を見ていてふと思ったのは、羽生結弦さんの競技者時代、つまりフィギュアスケート人気の絶頂期に、こういう動画配信者がいたら面白かっただろうな・・・と。
「おい、アメリカのジャッジ、この羽生さんの完璧な3AにGOE+1って頭イカレてんとちゃうか!」とか、プリントアウトしたプロトコル片手にストレートに怒りまくってくれる人がいたら面白かっただろうなと。
でも、きっと悪質アンチやらジャッジ無謬論者がワラワラとコメ欄に沸いたり、全員応援系やら風紀委員やらも割り込んできて収集つかなくなる未来も想像できるというか・・・。そんなわけで、採点批判は、まぁ我々がブログで細々とやってたわけですよ。
あとはやっぱり、テレビで野球中継を見ていても、甲子園に限らず、ハマスタも、バンテリンドームも東京ドームも、GWはこどもたちが大勢来ていて、なんだかんだプロ野球人気の日本における根強さを感じます。一方、フィギュアスケートって、もちろんスケーターを目指すこどもはいますけど、ショーや試合会場で子どもを見かけることは稀ですし、そもそもチケットが高すぎるのもありますが、エンタメとしては厳しい状況ですよ。少子化でやる人が減っていって、もちろん見る人も減りますから、どうすんの?と。
それを言ったら、将棋だって藤井聡太七冠におんぶにだっこの危うい状況ですが、ここ最近立て続けに16歳のプロが二人誕生することになって(炭﨑俊毅四段は決定で、山下数毅三段もほぼ決まり)、彼らが藤井七冠からタイトルを奪うぐらいの実力があれば盛り上がるかもしれません。
まぁ、そんなこんななGWでした。私の場合、一つの存在に「推し対象」を限定すると悩みも生まれてくるので、引き続き、広く浅く、いろんなものを楽しみたいと思っています。
では、また明日!
Jun
