漫画雑談(ハンチョウ)

漫画雑談(ハンチョウ)

私が「カイジ」シリーズを初めて読んだのは、20年ぐらい前だと思うんですが、その後、作中の様々な登場人物を主人公としたスピンオフ作品が出ていたことは知っていました。

XのTLで久々に見かけたこの「班長」というキャラは、カイジの作中ではまぁ悪役なんですけど、「なにこれ?グルメもの?」「なんで20巻も出てるの?」「でもこのレビュー数と高評価はなぜ?」と、冷やかし半分で「1巻」だけ購入してみました。

ただ、カイジ自体の内容をけっこう忘れているので、班長が登場する辺りまでカイジ本編を読まないといけません。具体的には、「賭博黙示録カイジ(1~13巻)」と「賭博破戒録カイジ(1~13巻)*班長編は4巻まで」の計17冊を読む必要があります。そこで、コミックシーモアに新規登録して、「読み放題」で「黙示録の13冊」を読みます。「破戒録」は読み放題には入っていないものの、70%OFFクーポンを使うことで1冊120ポイントで読むことができるので、550円を500PTに交換することで4巻まで読めます。読み放題プランは7日間以内に解約すると料金は発生しません。つまり、550円の出費で追いつけたわけです。

カイジ本編の内容については割愛します。ただ、めっちゃ面白いですし、「教養」として知っておいて損は無いのでオススメです。そして、カイジのマインドって「生きるか死ぬかの極限の状況で選択を迫られる場合、ラクな道を選ばない」と言う点で、ちょっと羽生結弦さんだよね?なんて思うところもありますよ。

で、「ハンチョウ」の設定なんですが、カイジの作中に多重債務者が送り込まれている地下労働施設があるんですが、「優良労働者には1日外出の権利」が付与されます。その権利を行使して、大槻班長が1日を満喫するという内容。ヒラの労働者はその権利を得られるまで何カ月も労働しないといけないんですが、この班長はとある理由によりポンポン外に遊びにいけるわけです。

実を言うと、最初の3話まで読んでみてやや期待外れで、「これって、孤独のグルメとか酒場放浪記みたいな、男の外食話が延々と続くの?この感じだったら、2巻以降買うのはなぁ・・・。ブックオフに売っちゃうか?」なんて思ったんですね。

ただ、作者もそこは織り込み済みという感じで、4話以降一気に話が広がって、ある種のビジネス漫画の様相を呈してきます。これは確かに面白い!

この1巻を読んだだけで感じたのは、「インスタで見かけるようなキラキラ系の生活と比べて、自分の日常はなんてショボいのか?」と悩める子羊たちに、「やっと取れた休みと小銭でどう充実した時間を過ごすか?」といった、ある種の「気づき」を与えてくれるなと。つまり、「カネと時間をかけずに人生楽しむ方法!」ってやつですね。

自炊でアレンジできそうな「食べ方・飲み方」もあって、情報ギッシリです。ただ、これを20冊一気に大人買いするのも味気ないので、少しずつ買い揃えていこうかなと思っています。

では、また明日!

Jun


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