
最近のみうらじゅんさんの活動については、「ほぼ日」の動画の方が分かりやくまとまっていて、内容も圧倒的にぶっ飛んでます。ただ、リハックみたいな政治系の人たちがよく喧嘩している番組に、こういうイイカゲンなおじさんが呼ばれることがとても意義深いかなと。
やっぱ、なんというか、「人と同じことをしようとすると不幸になる」ってのを、まざまざと痛感するわけですよ。例えば、「若作りしたい」「ステキな人と一緒になりたい」「カネ儲けしたい」ってのは、誰だってそうありたいと思っている。誰もが同じようにそこを目指す。すると、「上には上がいる」という現実に打ちのめされて、「自分の存在価値ってなに?」と自己否定してしまったり、あるいは「自分より下」の人を探して安心を得ようとする。
でも、「人と違う方向」を目指すと、その世界には「上」も「下」も無いので、自分が満足すればそれでハッピー。唯一不安な所は、「孤独」という一点のみですが、自分の趣味のメタルなんて、「無名なバンドであればあるほど、発掘した時の楽しみがある!」とか、「世間から評価されていない音楽を評価できる俺って凄い!」なんて思っちゃうぐらいなので、なんだかそこに自分なりの「幸福論」のカギがあるような気がしています。
ところで、「老後の3大不安」として、病気、貧困、孤独があるらしいですが、そんな時は、みうらさん曰く、「不安タスティック!」って呪文のように唱えて、魔物を払い除けながら、獣道を行くしかない。それこそ「アウト老」の生き方だそうです。自分もそれを肝に命じたいと思っています(笑)。
では、また明日!
Jun
