世界ジュニア(女子フリー)感想

世界ジュニア(女子フリー)感想

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川畑さん。フリーは99.82の13位。合計157.47の12位。うーん、たくさんミスが出ましたね。冒頭の3Lz-3Tのセカンドで少し危ない降り方をしていたんですが、つぎの2A-3Tのセカンドトウはスリップ気味に転倒。そこからリズムに乗れませんでした。

彼女のジャンプの高さ・質、そしてスケーティングも含めて、技術の高さはすでに知られていますけど、試合でノーミスできるかどうかは、また別の才能や技術が必要なんだなと。まぁ、また一から鍛え直して、もう一年ジュニアですね。私にとっては、今季ジュニアを見てきて、彼女のような素敵なスケーターを知ることができたのは大きな収穫でした。

横井さん。フリーは118.56の8位。合計170.17の9位。よく頑張りました。後半の3LzのUR以外は、クリーンな内容。ショートであれだけ毎回苦労するルッツコンボを、フリーでは軽々と決めてしまうので、やはりメンタル的な問題なのでしょうか。

今大会ではショートでミスが出ましたけど、やはりビッグジャンパーは採点で有利です。横井さんも日本が誇るビッグジャンパーの一人ですから、そこに安定感が加わると、坂本さんのように殻をいっきに破ることができるでしょう。来季シニアでの活躍を期待しています。

白岩さん。フリーは123.38の4位。合計185.46の5位。回転不足のついた、2A-3Tのセカンドは、うーん、ちょっと詰まり気味の着氷で、これは仕方ないかなと。でも、今季の彼女は、他のジャンプのセカンドトウのURも目立っていたんですけど、この試合はセカンドの高さも出ていて、安心感がありました。それがこの高得点に現れていると思います。

PCSが低すぎるとか、いろいろ言われてますが、まぁ、彼女の主戦場はシニアですから、ジャンプについては良いイメージを持って、シーズンを締めくくることができて良かったと思います。しかし、キスクラでの二人は絵になっていたので、なんだか、本当に移籍するんじゃないか?と密かに願っている自分がいます(汗)。

シェルバコワ。フリーは147.08の2位。合計219.94の2位。4Lzはかなり惜しかったと思います。そして、アテンションこそ付きましたが、ショートで回避した3Lz-3Loもフリーでは成功させて、現状の力は出し切った演技でしたね。

トゥルソワと比べれば、彼女の方が私は好きですが、それでもやっぱり子どものスケートですよね。シニアに昇格して、どんなスコアが出るのか。特にPCSでどのような評価を得られるのか興味深いです。

トゥルソワ。フリーは150.40の1位。合計222.89で優勝。4Lzはシェルバコワの方が完成度は高いですね。その代わり、4Tを2本決めたのは立派で、これが逆転優勝の原動力になったと思います。

気になったのは、ショートで回避した3Lz-3Loのセカンドループで乱れたことと、ラストはバテバテで身体が動けてなかったですね。やはり、クワドを3本冒頭に組み込むと、体力が著しく削られるのだなと。そして、PCSが渋いです。このフリーでは、シェルバコワよりも1.85点低いです。死に物狂いで3クワドを組む込むのも、ここに理由があるような気がします。

コストちゃん含めて、エテリガールズの3人の来季同時シニア昇格が噂されています。いいんじゃないですか?紀平さんは、きっちりワールドを勝って、来季迎え撃ってもらいましょう。

では、また明日!

Jun

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コメント

  1. sennin より:

    今季の川畑さんフリーになるとジャンプ失敗が目立ちましたね?。リンクの関係で練習不足か、トレーニングの仕方かわかりませんが安定してジャンプが跳べるようになったら凄いでしょうね。
    横井さんはやはりフリーで頑張りました。ジュニアの枠取りなど一人で責任を負ってはいないでしょうね?全日本では年長なんだからとコメントしていましたので、なんとなく心配してしまいます。来季はシニア1年目ということでしがらみなく活躍して欲しいです。
    白岩さん良かったなあと思うんですけど、PCSもう少し高くてもと思ってしまいます。今季一番良かったように感じました。ランビですが、私にはフリーでもよそよそしさを感じましたよ。でも、移籍の可能性がないとは言えませんね?。「ランビなぜそこにいる?」ってことの多い不思議な方なのでキスクラに座っていても違和感ないのもこれまた謎ですね。白岩さんが自分らしいスケートが出来る環境であればと願います。

    トゥルソワは、シーズン始め息が止まるくらい肩で整えていましたよね?今回はまだいい方ですね。来季もこのキツイ構成でいくのでしょうね?

    いよいよ世界選手権が近づいて来ました。もう気持ちはそっちの方に向いている私です。結弦君の美しくて力強い演技をたとえテレビであっても観れるのが幸せです。
    今年は日本で桜が見れますね〜。国別は足首の関係で出るかどうかわかりませんが、仙台での式典があるし暫く日本にいられそうで楽しみです。

    • Jun より:

      senninさま

      川畑さんはフリーがねぇ・・・。ガーシュウィンのクールな鍵盤の音色が、ミスが連発される中、無情に鳴り響いているというか・・・。しかし、このまま終わってしまうにはあまりにももったいない逸材ですから、調整術やメンタルマネージメント等、専門家がなにか彼女に助言してあげてほしいです。

      「枠」のことは、決まってしまったものはしょうがないですよね。日本女子の現状の力を示しているわけですから。強い選手が育ってくれれば、また3枠を回復してくれることでしょう。紀平さんより年下のジュニア世代に有望な選手がいないのが気がかりですが(山下さんはシニアですし)、競技人口は男子よりも遥かに多いですから、ダイヤの原石が出てきてくれることを期待しています。

  2. ととちゃん より:

    川畑さん、残念でした。最初のコンボから勢いに乗るかなと思ったんですが、ミスが散発しましたね。でも最後のコンボは決めたし、好きなスケーターなので、来季頑張って欲しいです。

    横井さん、フィニッシュ後泣いてましたね。オペラ座は彼女に合っていたので、フリーで巻き返すと思っていました。とても良かったです。白岩さんも今季一番の出来だったのでは?ほんの少しの差で3枠叶わなかったですけど、よく頑張ったと思います。

    白岩さんの後シェルバコワを見ると、カテゴリー違いかと錯覚しそうでした。トゥルソワ共々クワドの威力は凄いですね。来季あたりは体型もそんなに変わらず、この勢いを保ち続けるのでしょうね。シニアの戦いがどう展開するか、楽しみです。
    ところで、この2人が出場して話題性もあるのに、ジュニアは観客が少ないな、と。ユニバーシアードが多かったからか、余計にシニアとの差を感じました。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      別の所でも書きましたけど、ロシアの女子選手は、ちょっと力が落ちてくると、いきなり試合に出られなくなって消えてしまいますからね・・・。

      しかもエテリのチームの先輩スケーターを見れば、ほぼ例外なく「ロシアンタイマー」によって「できていたことができなくなる」という「前例だらけ」です。それを覆すようなスケーターに、トゥル・コス・シェルは成長できるだろうか?まぁ、我々は見守るしかできないですね。