ゆづ@SOI振り返り(2010-2012)

ゆづ@SOI振り返り(2010-2012)

SOIの「wiki」を見てみると、羽生さんは2010~2014年までの5年間出演ということが分かりました。そこで「フィギュアスケートYouTube動画Blog」さんの力をお借りして、今日・明日の2日に分けて振り返りをしてみようと思います。

初登場は、「2010年代々木」でプログラムはVertigoですね。そうか・・・SOI初出演からちょうど10年だから、今年「復帰」ということもあるかもしれないですね。

前髪上げてるけど、まだあどけなさが残る顔立ちで、かわいいですね。アナウンサーが「結弦にちなんでU2のVertigo!」なんて言ってましたが、「本当にそんな理由の選曲なの?」と、これは要確認です。いま改めて見ると、新たな発見があります。まだ15歳にして、すでにジャンプ以外にも、イナバウワー、ハイドロ、ビールマンとすでに技の引き出しが多いですよね。

後に、パリ散やレックレを滑るための「クールでワイルドな演技」の原型もすでにここに垣間見られるような気がします。

2011年大阪」ではChangeです。1年で急激な成長を感じます。

Vertigoに比べると、前半にジャンプをかなり詰め込んでいて、でも、終盤のステップも激しい。とにかく運動量が豊富で、「EXでも手抜きなし」という羽生さんの原点を見ました。

遊び心も随所に見られるプロで、今回ご紹介する3プロの中で、いまの羽生さんに再演してほしいのは、個人的にはダントツでコレです。まぁ、可能性という点では、非常に難しいとは思うんですけどね・・・。

2012年代々木」では、Somebody To Loveです。リンク先の中国の動画サイトのものの方が画質は圧倒的に良いんですが、PCでは見られないので、こちらも埋め込んでおきます。ボヤケ画質のものですみません。

1年での成長曲線が凄まじいですよね。ジャンプを降りてから、次の動作への移行も速く、クリケットに行く前からすでに恐るべき才能だよな・・・と思います。でも、クリケットに行って、ブライアンやトレーシーのもとで、しっかりとした理論的・技術的裏付けと、そして勝つための戦略を学んで、それを身体に叩き込んだからこそ、その才能を結果に結びつけたといえるかもしれません。

いわゆる「凄い子」って、もちろんいまの日本の現場にもきっといると思うんです。でも、大舞台で勝てる選手にまで成長するためには、いまの日本にいては厳しい。

なんだか、「SOIに羽生さんが来る!」とハッピーモードで書き始めたこの記事も、日本の将来を考えると・・・という暗い気持ちになります。

そういえば、浅田舞ちゃんと羽生さんが話しているのって、初めて見たかもしれません(汗)。明日は、13年と14年のSOIを見ていきます。

では、また明日!

Jun


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コメント

  1. ととちゃん より:

    SOI、2010年は4月、2011年と2012年は1月だったんですね。2011年のアナウンスが震災に触れてなかったので、あれ?っと思ったんですが当然でしたね。2ヶ月後に降りかかる天災をまだ知らない、本当に天真爛漫な少年を演技からも感じました。

    Changeの再演、難しいでしょうか。実現すればTOI以来。Continueあたりなら可能では?
    と思いつつ、羽生選手がどのショーに出るのか出ないのか、全く読めなくなってきた昨今です。プリンスさえ、仙台開催のショーなら出演するかも知れない気がしてきました。
    そんななか、唯一の望みのFAOI神戸出演がなくなったら、どーんと落ち込みそうです(ため息)。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      私も11年の映像を見る前に日付を確認して、この年の開催は、まだ震災の前だったんですよね。

      PIWありますか?さすがに、もし出るとなったら、仙台だけというわけにはいかないでしょう・・・。

      「SOIを2ヶ所に留めたのは、FaOIは全公演出演するからでは?」と勝手に解釈していますが、真壁さんもはやくアナウンスしてほしいものです。

  2. Sennin より:

    本当に結弦くんは凄いですよ!奈々美先生の振り付けが凄いということでもありますね?
    私は結弦くんがシニアに上がってきた試合の演技を見た時に今まで見たこともない男子が現れたと度肝を抜かれたんですが、アイスショーやエキシナンバーは興味が無くてTVでも勿論生でも観たこと有りませんでした。YouTubeで次々とこれらを観たのは数年前です。舞ちゃんがインタビューしてるのも数回観ております。
    今日もJunさんが動画を貼って下さいましたが改めて今の高校生などの演技を観ている私としましては羽生結弦という選手は全てが難しいことをしているし魅せることも昔から出来る選手で、踊れる?と言いますか?今では当たり前に世間は見ているでしょうが都築先生の言っている通りなんだなあと感じました。それを引き出してくれたのが奈々美先生ではないでしょうか?
    JunさんはChangeですか?これどっかで吉田兄弟とコラボしてますよね?それも中2からのプログラムらしいのですが、まったく奈々美先生には敵いませんね?どのプログラムも踊りまくりでこんな選手日本には居ないわと思っていたところ、なんと!西山選手のノービス時代かなあ動画をみる機会がありまして結弦くんの小さい時と似てるんですよ。樋口先生が西山くんをクリケットに紹介するのも頷けました。

    • Jun より:

      Senninさま

      まったくもって同感です。駿君や鍵山君も世界の同世代の中ではトップのスケーターに成長しましたが、この当時の羽生さんと比べると・・・。特にスピンの技術でかなり差がありますし、ジャンプ以外の部分で物足りなさを感じますよね。

      西山君といえば、ユース五輪でしっかり存在感をアピールして、進学先も決まって、これからさらに成長してくれることでしょう。アイスダンサーはシングルスケーターよりも長く競技できますし、来シーズンにははやくも台風の目になっているかもしれませんね。

  3. ひととき より:

    はじめまして

    いつも楽しみに拝読しています。

    私はシニアデビュー以来、羽生君を応援していますが、初めてライブで観たのが2011年1月のSOIだったんです!
    演目がジュニアで滑っていたCHANGEなので少し意外でしたが、素晴らしい出来でした!ジャンプはキレキレだし、瑞々しくて躍動感が半端なかったです!
    このころからスター性が際立ってましたね❤️
    2016年のFAOIには吉田兄弟が出演したので、もし羽生君が出ていればコラボしていたのかしら。
    25歳のchangeも見てみたいですね♫

    • Jun より:

      ひとときさま

      はじめまして。コメントありがとうございます!

      シニアデビュー以来のファンとは、大先輩ですね。私なんて、ニワカそのもので、お恥ずかしい限りです。

      今回、SOIの振り返りを行ってみて、1年ごとの成長度合いが素晴らしいですよね。まったく違うタイプの楽曲を滑りこなしつつ、技術もどんどん上がっている。

      CiONTUでは、過去の競技プロのメドレーを披露してくれましたが、EXのメドレーもいずれ見てみたいです。EXの当時の衣装まで身にまとってくれたら、きっと会場は狂喜乱舞状態でしょう。

  4. そぼたん より:

    毎日 楽しみに読ませていただいています。
    今回 初めてコメントを書かせていただきたいと思ったのは「チェンジ」の話題が出て
    私がテレビで初めて14歳のチェンジを見て衝撃を受けたのがきっかけで ファンに
    なったので 一言お伝えしたくなったからです(笑)
    そのリズム感 魅せる力 技 笑顔で楽しそうに滑る姿 すべてがそれまでのジュニアの子供たちとは別格で この子は違う となりました。

    さて このチェンジ 去年のFaOI仙台のプログラムの中のインタビューでチェンジを
    もう一度滑ってみたいと ご本人が発言しています。
    それを読んで大いに喜び 富山公演の際 チェンジでファンになった者として是非実現
    してほしい(CwWのリクエストコーナーなどの企画にいかが?)と差し出がましいながら
    本音のお手紙を書いて出しました。
    本当に観てみたいですね。

     

    • Jun より:

      そぼたんさま

      初めまして。コメントありがとうございます。

      私、去年のFaOI仙台は現地で見てプログラムも購入して、しかもそのプログラムを自分のブログでも紹介していながら、Changeの部分は完全に失念しておりました。いま改めて本棚からプログラムを引っ張り出したところ、このようなやり取りでした。

      Q 仙台でのショーは「Together on Ice」(2014年)以来でしょうか。あのショーを振り返ってのいちばんの思い出は?
      A とにかく楽しかったという印象です。changeを滑ったのもあれが最後ですが、あのプログラムをまたやりたいなぁと思いながら曲をかけたりすることがあります。

      ご指摘、心より感謝申し上げます。これは、SNSやいろんな形を通じて「Changeをまた見たいぞ!」とリクエストすれば、実現する可能性はあるかもしれないですね。いや、もしかしたら、すでに「動いて」いるのかもしれません。

      貴重なご意見を、本当にありがとうございました。これからもどうぞよろしくお願いいたします。