4CC(ゆづSP)感想

4CC(ゆづSP)感想

リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」。羽生さんの演技映像は「こちら」。お写真はもちろん「スポニチ」の小海途神撮影のもの。

どうせ昨日の女子SPと同様にCMだらけだろうと思って、ギリギリまで他事を片付けていて、羽生さんの2人前のキーガンあたりから見ました。

内容としては文句なしです。この演技を見て、「また同じ曲だし・・・」などと言う不届き者の意見にザワつく必要もないでしょう。それぐらい、誰も到達しえないフィギュアスケートの技術と芸術の粋を集めた究極形といえるんじゃないかと。

今回、3本のジャンプすべてに余裕があったので、やはりこの曲の中だと「動きに迷いが出てこない」んだと思います。そこが、Otonalとの決定的な差なのでしょう。よく私たちが使う「なんとかまとめた!」というような言葉とは無縁の「思い切りの良さ」を感じました。しつこく言います。「迷いがない!」の一言に尽きます。

「111.82」というスコアについて、羽生さんも「最高記録なんですか?」と特に驚く感じもなかったですが、まぁ、ネイサンのUSナショナルの114.13というデタラメなスコアを、繊細な彼は記憶していたのかもしれません。あくまでも私の勝手な想像ですが。

平昌五輪のバラ1のスコアもいちおう貼りましたが、加点の幅が変わったTESはあまり参考にならないですが、「PCSが0.1点しか違わないのであれば、まずまず評価してもらった」のではないでしょうか。主なライバル勢が顔を揃えるワールドでこの内容の演技をした時に、どんなスコアになるのか見ものですね。

バラ1はそんなに心配はしていなかったですが、ホッと一安心という所です。そして、羽生さんも言っていたように、すでに本人の気持ちはSEIMEIに向かっている様子。私たちも徐々に切り替えていきましょう。

では、また明日!

Jun


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コメント

  1. ととちゃん より:

    junさん、冷静ですね、さすが!

    私はまだ興奮の余韻を引きずっています笑。サルコー大丈夫かな?という一抹の不安があった分、あの完璧4Sに飛び上がりました。
    112点は超えてくると思ったのですが。
    心なしか、点数出た後の3人の表情が冴えなかったような…。

    それでも世界最高記録ですから!
    羽生選手の気持ちはもうフリーに向かっているでしょう。私は、衣装のマイナーチェンジも想像しながらショートを越える演技を期待して待ちたいです。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      現地会場入りしてから、ジャンプの調子が今ひとつだったのは懸念材料だったんですけど、「氷の感覚に慣れながら」ということだったのでしょうね。

      スコアが出た時の3人の表情を見て、「sage採点は織り込み済み」と感じました。だから怒りの感情も表に出ないわけですよ。もはやジャッジなんてアテにするだけバカバカしいのだから、だからこそ、「ユヅにはやりたいことをやらせたい」という考えでチーム一丸となっているような気がします。

      よく格闘技の世界で「ジャッジに勝敗を委ねるな!KOで倒せば勝ちなんだから!」という真っ当な主張があるんですが、もはや羽生さんにとってのバラ1とSEIMEIは「自分自身との戦い」であると同時に、お客さんに向けて最高のスケートを表現するということにフォーカスしていて、ISUのジャッジもスケ連もアンチもどーでもいい、という領域に達しているんじゃないかと。彼の本来あるべき姿だと思いますね。

  2. おの より:

    分かっていましたがドキドキしましたね
    ちょっとでもぐらつくとsageられるんじゃないかと思ってました
    ショートは大事です
    しかしあのシャンプに満点付けないのは
    ワールドの為ですかね
    点出すのに時間かかってました

    羽生くんにだけ完璧を求められるので、彼は益々努力して上手くなる
    甘やかされてる選手は下手になると言う事かしら?
    今夜はゆっくり寝たいと思います(笑)
    正直言うと、もっと点数出ると思ってました(^^)
    ではフリーを楽しみに待ちたいと思います

    • Fakefur より:

      早速のレビューありがとうございます。
      正座して観ました。史上最高、至高の王者のスケート。これぞフィギュアスケートがあるべき理想の姿。世界中にこれ以上の演技を生涯で観たことがある人が何人いるでしょうか。

      私は113は出るかなと思っていたので、おや?と思いました(TESは一番のカナダジャッジが一番正解、しかしこの人はPCSが…)ブライアンとジスランも、一応の評価には安堵したものの、すぐ厳しい表情に戻りましたね。

      あの三本のジャンプに、+5をつけないジャッジ、PCS(トランジション以外)に9.50をつけるジャッジは、どんな演技であれば、それ以上の評価するのか、個別に聞き取り調査したいです。

      得点が出るまで異常に長かったですね。
      どうか羽生さんの直向きな想いを、向上心を、スケートに取り組む真摯な気持ちを裏切らないで!
      ジャッジよ、人として良心を見せろ、こればかり祈りました。
      特に山本さん、あなたは全身全霊をスケートに身を捧げて、史上最高の作品を送り出した出した同じ国の青年の姿に心打たれないのか?

      • Jun より:

        Fakefurさま

        私は、あの採点にもはや怒りも疑問の感情も起きません。結局「ボランティア」ということを隠れ蓑にして、イイカゲンな仕事が許されるのがISUのジャッジの現状です。

        接待を受けて、偉い人の言う通りに忖度してスコアを出すのが、あの方々の仕事の現状です。結局、「プロ化」しておかしなスコアを出したら厳しいペナルティを受けるような制度を作るか、あるいはAIに任せるか、どちらかしかないでしょう。

        「ちゃんと資格を取得した立派な人たちに、素人が文句を言うな!」なんて意見もありそうですが、だったら、国政選挙によって選ばれた日本の国会議員も「全員立派な人」で「素人が文句を言うな!」ということになってしまう。仕事の内容を議論しなきゃいけないんですよ。まぁ、いまのジャッジを擁護する人って、お花畑系の方々かアンチ以外いないと思いますけどね。

    • Jun より:

      おのさま

      「満点」をつけないのは、あそこに偉そうに座っている連中が「満点の演技」を具体的に説明できないからだと思います。

      なぜなら「上」の人に言われる通りに採点しているだけの操り人形ですから。あの方々の仕事に期待すること自体がもはや無意味、と私は考えることにしました。

      羽生さんには、自分の思う通りのスケートを思いっきり滑ってほしい!の一言ですね。私も新たなSEIMEIを楽しみにしています。

  3. Fakefur より:

    前のコメはひと様のスレに入り込んでいました。すみません。

    採点が出るまでのあの長さは異常です。112点以上にならないように裏で調節しているとしか思えません。10点は出さないようにお達しがあるのか。キスクラのブライアンとジスランの表情が物語っています。

    ジャッジがボランティアとは名ばかりで現地の宿泊代、移動代は当然として、食事も含めた接待もあるわけですから、無償ではないですよね。しかも彼らの給与は各国のスケ練が払っているのですから、競技会は各国のパワーゲームの戦場、ロビー活動の場以外何者でもない。米国とロシアが属国を使って覇権争いをしているのに、日本は仲間の足の引っ張り合いとは、悲しいし、情けない。

    明日は、式神が羽生さんの周りに結界を張って、魔物と奇々怪界から守ってくれることをだけを信じています。世界中のファンの応援と念力がとどきますように!

    • Jun より:

      Fakefurさま

      コメントの件は、お気になさらず。

      他国のスケ連についてはともかく、日本のスケート関係者がジャッジ含めてあーいう感じなのは、トップの人間性がそのまま反映されていると言えますよね。橋本前会長と「一心同体」とも言える伊東氏が消えないことには、この体質は変わらないでしょう。

      なんの実績も無い人間が、上司へのゴマすりだけで出世すると、その椅子にしがみつくことに必死になる。伊東氏を見ていると「憐れ」という以外にないですね。