「Ice Jewels Vol.12」(1)

「Ice Jewels Vol.12」(1)

2020年4月15日発売。定価「1,540円」。

無事に入手できました。まぁ、今は焦る必要もないので、じっくり読んでいくつもりです。今日は、羽生さんのインタから、このやり取りだけご紹介します。

――来シーズンのプログラムの構想、曲のイメージなど、可能な範囲で教えてください。

新しいプログラムにしたいなと思っています。4回転アクセルを入れられるまでにはどれくらいかかるかはわかりませんが、また来シーズンもそれを目指して頑張っていきたいと思っています。曲やプログラムの具体的なイメージはまだないです。ただ、自分にとって意味のあるものにできたらと思います。

きましたよ・・・。フィギュアスケーターのインタビューにおける受け答えとしては、何の変哲もないものですが、羽生さんが、あの4CCの後に語る言葉だからこそ、感慨深いです。

正直私は、北京五輪が終わるまで、バラ1とSEIMEI以外の競技プロは見られないかもしれないと覚悟していました。

しかし、ここで自分の考えを若干改めなきゃいけないと思ったのは、「OtonalとOriginだったことが、不当にsage採点をさせる要因だった」と、羽生さん自身も、そして陣営も考えていないということなんですよね。ノーミスの演技を2本揃えられなかったことはもちろんですが、「ノーミスできない難しさ」というものが、やはりこの両プロにはあったのでしょう。

となると、「ノーミスできるプログラムというものを、新しい楽曲で作ることができる」と、羽生さんもコーチ陣も考えているのは興味深いです。

もちろん、ステップを省略したり、助走を長くしたりということは、羽生さんに限って、ちょっと考えにくい。「羽生さんの基準で、技術的な難易度を落とさずに、点数を取りやすいプログラム」というものを、どうイメージしているのか・・・。私にはまったく想像もできませんが、この壮大なチャレンジを支持し、応援したいと思います。

しかし、これはつねにつきまとう問題ですが、フィギュアスケートのシーズンは始められるのか?と。でも、真のアスリートのできることは、「予定通り始まると考えて、準備をする」ということなのでしょう。私もそのつもりでいたいと思っています。

では、また明日!

Jun


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コメント

  1. おの より:

    こんばんは
    ご紹介ありがとうございます
    本屋さんで買うつもりでいたのですが、暫くお休みになってしまい、慌ててポチッとしてきました
    楽しみです
    この時期の羽生くんのインタビューは貴重ですね
    実は体調を悪くしていたのでこの知らせは嬉しいです
    新しいプロが見れると思うと元気になれます
    しかし、コロナの勢いがどこまで続くのか心配です
    Jun様も気をつけて下さいね

    • Jun より:

      おのさま

      体調の方はいかがですか?私も、喉だけ若干違和感があったんですが、一週間ほどでかなりよくなってきました。

      とにかく、うがい・手洗い・マスク。私は今でも外出時は手袋をして出るようにしています。

  2. ととちゃん より:

    配送業務に遅れが生じてきているようで、何と、ジュエルズの到着は土曜日との案内が来ました(涙)。早くポチしなかった自分を 悔いています(涙)。

    噂によると、来季に希望が持てる内容とのこと。しっかり読んだ上で、junさんのレビューを一気読みしたいと思っています。週末が楽しみです!いつもありがとうございます。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      明日には到着ですね。今回、素敵な写真もたっぷり収録されていて、待っただけの甲斐はありますよ!

      他に出版予定もないですし、レビューは小出しで少しずつやっていこうと思っています。

  3. リラ より:

    私は羽生君にはジャンプを飛びやすい曲があると思っています
    そしてそれがずれると上手くいかない
    バラード1番の最初のシーズンは曲を聞きすぎて上手くいきませんでした
    SEIMEIはジャンプに合わせて音楽編集にもこだわったからこそ一つずれてしまうと狂いが生じてしまう印象がありました

    羽生君が新しいプログラムを作ってくれるのなら本当に嬉しいです
    多くの人が見る競技プログラムでもっと羽生くんの色々な面を出してくれたらと思っていました

    • Jun より:

      リラさま

      バラ1も、最初のシーズンはジャンプ構成から違いますし、SEIMEIも今とはやっぱり別物ですよね。

      それは、羽生さんのプログラムに対する向き合い方が、他のスケーターとはっきり違うことが、まずあると思います。

      選曲、振り付け、すべて有名振付師にお任せというスケーターではなく、スケートの部分だけでなく、衣装、楽曲編集、すべて彼自身のビジョンと魂が込められている。だから、私たちも何度も繰り返し見たくなるんですよね。

      新プロも本当に楽しみです。でも、まずは健康第一で、無理はしないでいただきたいですね。