6月30日(水)に日付替わって、すぐにアサインが発表されました。羽生さんに関しては、以下の通りです。
<2021-2022シーズン>
・NHK杯(代々木)→11/12~11/14
・ロステレ(ソチ)→11/26~11/28
・ファイナル(大阪)→12/9~12/12
・全日本(さいたま)→12/22~12/26
・五輪(北京)→2/4~2/20
ネット上の意見を見てみると、あの疲弊した19-20シーズンを想起された方もいたようです。ただ、N杯→ロステレの間にフランス杯があるので、GPシリーズ自体は連戦ではありません。
<2019-2020シーズン>
・スケカナ(ケロウナ)→10/25-10/27
・NHK杯(真駒内)→11/22-11/24
・ファイナル(トリノ)→12/5-12/8
・全日本(代々木)→12/19-12/22
19-20シーズンと比較してみると、GPシリーズの最終戦とファイナルの間は11日間で同じ。ファイナルと全日本の間は、今年の方が1日短くて、10日間となっています。ただ、今回は移動の負担がまるで違います。
19-20シーズンはトロントを拠点にしていたので、トロント→真駒内→トロント→トリノ→トロント→代々木と、試合ごとにトロントに行ったり来たりする必要があり、しかもトリノに際してはジスランが予定通り来れなかったり、たいへんな苦労がありました。
一方、今季は羽生さんは仙台拠点のはずなので、海外への移動は「ソチへの行き帰りのみ」というのは心強い。むしろ心配なのは、ソチから戻ってからの隔離期間ですが、それは、今年の「ストックホルムワールド~大阪国別」の経験を生かして、食事面のサポート等も含めて、体調を崩さないようにしていただきたいですね。
写真は「日刊スポーツ」の記事から。2日目の解説の深浦康市九段が、2日目の午前中の時点で「藤井さんらしくない」とおっしゃっていたんですが、たしかに見ていて、何をしたいのか方針のよく分からない将棋、という印象でした。とはいえ、藤井二冠に致命的な悪手があったわけじゃなくて、豊島竜王がノーミスの完璧な指し手を続けて、圧勝という感じでした。
まぁ、でも、こうじゃなきゃ面白くありません。「この7月・8月・9月は、藤井・豊島戦を存分に堪能する夏!」と心に決めていたので、もつれてくれた方がファンとしては有難いです。
藤井二冠も、ひとつの負けを引きずるようなメンタルの持ち主ではないですし(でなければ、年間8割以上勝ち続けるのは不可能!)、土曜日の棋聖戦第三局に向けて、切り替えてくれることでしょう。
今回は、豊島さんがとにかく強かった!勝者の素晴らしさを称えつつ、土曜日を楽しみに待ちたいと思います。
では、また明日!
Jun