2019年7月19日発売。定価「2,700」円。
読者さまからの事前情報の通り、やはり今年のFaOIのショットは未収録です。その代わりと言っては何ですが、冒頭~47頁までがFaOI2018とH&Fと、大ボリュームです。
では、昨年のフォトブック(『SEASON PHOTOBOOK 2017-2018』)はどうだったかと言うと、FaOI2017は冒頭から11頁までと非常に少ない!昨年は、平昌オリンピックがあり、CiONTUがあり、パレードもあり、今年とは状況が違ったので、本号でFaOIの比率が上がったのは自然というべきかもしれません。
FaOI2018のショットで目を引いたのが、30~31頁のステージ脇での「跳ね置き?」の連続写真。後半戦(神戸?新潟?静岡?)の「ありがとうございましたっ!」の挨拶の前か後でしょうか。その後、練習時やバックステージでの「初登場」のショットがたくさん収録されていて、極めつけはハビとのお茶目な2ショット(46~47頁)と、この辺りが一つの見どころですね。
その後は、トロントメディアデー→オータム→ヘルシンキGP→ロステレ→ワールド、とシーズン中のショットが時系列に並び、締めにモニュメント発表式が掲載されています。怪我の影響のため、出場試合が少なかったこともあり、写真自体のクオリティはさすがなんですけど、他誌ですでにたくさん見ているので、新鮮味に欠けるところは残念です。
そう考えると、前もって今年のFaOIのショットを入れるのがNGと決まっていたならば、FaOI2018と試合のショットの配分や、どの写真を選ぶかで、編集関係者はけっこう苦労したんじゃないかな?と思います。他誌とはっきり差別化できる写真ということだと、やはり今年のフォトブックは、「FaOI2018のオフショット」が主役と言えると思います。
まぁ、素晴らしかった今年のFaOIは、オフィシャルフォトブックに期待するとしましょう。
では、また明日!
Jun
コメント
確かに新鮮味がないように感じてしまいますね?例えば同じ感じだとして能登さんはモノクロ入れたり、紋付袴姿など仙台関係のお仕事が依頼されますから(仙台巡礼もその一つ、振り返りの表紙は講座で私達がワーと言ったやつ)、長久保さんは新聞社の特徴等関係しているかもですね。
ただ、講座を受けてきたからではないんですけど、ユヅフアンのカメラマンの写真は愛が溢れています。田中さんがここまでのフォトブックまでにした経緯、熱い気持ちも知りました。ファンタジーは違う思いがあるらしいのですが難しいみたいです。クリスタルメモリーズのFaOIの写真は通信にも載らないでしょうね?講座では沢山見ましたし田中さんも衣装がお気に入りみたいです。講座のお話のなかでこれは無いなと感じたのでした。
不思議なものでカメラマンのお話聞いているのといないのではこんなに違うものか?と自分に呆れている私です(笑)。
senninさま
すでに「Ice Jewels」という雑誌で、田中さんは素晴らしい写真を何枚も届けてくれていますし、このフォトブックに「それ以上」を期待するのはなかなか酷な話ですよね。
ご本人とお会いしたのなら、そりゃ、思い入れが違ってくるはずですよね。しかも、外には出せない「裏話」も共有されているのですから、私の表面的な感じ方とは違って当然です。羨ましい!私もチャンスがあれば・・・と思っています。
田中さんのSEASON PHOTOBOOKは、ずっと購入してきたので、今回も買いましたが、仰るように新鮮味が欠ける側面もあり、少し残念でした。FAOI関連でプルさまと歩いてくる構図はさすがと思いましたが…。
ただ、やはり、FAOIのバックヤード等はオフィシャルブックに集約されているんでしょうね。値段的に高い上に羽生選手率が読めないため、二の足を踏んでいるんですが…。
まずは、junさんのレポートを待ちたいと思います。
ととちゃん さま
プルさんとの写真は最高ですね!あえて挙げなかったですが、ゆづファンなら誰もがあのショットには痺れることでしょう。
FaOIのオフィシャルブックは、2017年版はゆづ濃度が薄くてアマゾンのレビューも大荒れでしたが、2018年版はかなり持ち直した印象です。つぎはどうなるか・・・。私自身、購入自体はすでに決めていますが、なるべく早くレビューをお届けできたらと思います。