「第八回~メンシプらじお~」感想

「第八回~メンシプらじお~」感想

今回のメンシプを聴いていて率直に感じたのは、「これは現時点で話せないプロジェクトがあるのかな?」ということでした。したがって、このメンシプは「新情報解禁の場」ではなく、完了したプロジェクトの「後日談」の場であり、だからこそ、「私書箱」という新しいアイデアをスタートさせたのかなと。

・「久々の4Lz」→Echoes千葉後の「BOW AND ARROW」の準備の話がかなり明らかになりましたね。「BOW AND ARROW」の振付は千葉公演後の3日間で制作。プログラム用のジャンプ練習もそこから。4Lzについては、あのトリノGPFの「Origin」のルッツが至高ですけど、やはり19-20シーズン以降は跳んでいないと。そりゃそうですよね。でも、その数日の練習で「感覚を戻せる」というのは、あれから5年間、まったく緩むことなくストイックな生活を送ってきたからですよね。あのトリノのGPFは、ジャッジのデタラメさに世界中のゆづファンが激怒・絶望した試合で、私自身あの試合の映像や写真集もあまり振り返ることは無いんですよ。でも、今回の米津玄師さんとのMVの方がはるかに価値があるし、こう言っちゃ失礼ですけど、腐らずに頑張ってきた羽生さんを神様は見ているんだな!と思わずにはいられません。

「痛み止め服用」とノッテ→MV撮影のダメージはそりゃあったでしょうけど、「骨折じゃなきゃ、痛み止めで何とかなる」というお話に、「この人、そういう人だしなぁ・・・」と納得すると同時に、「あ、やっぱトレーナーさんっているんだ?」と実は少し安心しました。

・「色気?」→まぁ、「色気」ってワードは、それこそ「ユヅリスト」級に個人的に違和感のある言葉ではあるんですが、コメ打った人もおそらく特別な悪意もないと信じたいですが、羽生さんも「それ拾う?」とは思いましたね(笑)。最近の試合の放送を見ていないので、この言葉がどれぐらい使われているのか知らないですけど、かつては某なんとか沼さんとかが解説でよく使ってましたよ。で、それがインプットされたアナウンサーが選手へのインタビューで使うから、選手もそれに応答しなきゃいけない。でも、もはや「その類のアホな質問」ってのに羽生さんが晒されることも無いわけで。いまとなっては懐かしい昔話です。

「絆」→「3.11」は被害があまりに甚大で、しかも原発の影響もあったので、だから「絆」という言葉でもって「被災・避難した方々を支えなきゃ!助け合わなきゃ!」という状況に日本中がなっていましたよね。しかし、東京にいた私からすると、「絆」と言われても、具体的にどうすることもできないし、その方々にどう寄り添うべきかも分からない。2011年って、私自身はそんな感じだったかもしれません。でも、あれから毎年どこかで災害は発生しているし、特にコロナを国全体で乗り越えたことで、「困った時は我慢する。できることをやる。助け合う」ってのを頭に置きながら行動する時間があったよなと。それまでは、「人に移さないためにマスク着用&ステイホーム」という考えってほぼ無かったですからね。

羽生さんが言いたかったこととズレてるかもしれませんし、大災害を経験した方々の心情を永遠に分からないことを私も自覚しています。でも、「人のことを考えて行動する」って気持ちは忘れないようにしたいです。

メタルジョギング・チャレンジは223日目。KORPIKLAANIの『Voice Of Wilderness』(2005年1月)です。フィンランド出身の5人組。民族音楽・フォークを取り入れたメタルで、「森メタル」とか「旅メタル」なんて呼ばれることもありますが、そんな小難しい説明抜きで、まずはこのライブ映像をご視聴ください。

本作1曲目の「Cottages & Saunas」なんですが、もちろん「コテージとサウナ」のことで、本作日本盤の邦題は「サウナでひとっ風呂」だったとか。バンドの「wiki」の「ディスコグラフィー」の項目を見れば、日本盤タイトルがふざけまくってるんですけど(本作は『荒野のコルピクラーニ』)、まぁ、この音を聴けば納得というか、バイオリンとアコーディオンの牧歌的なアレンジがありつつ、でもしっかりメタルなので、ニヤニヤ嬉しくなっちゃいますよ。

基本的にこのバンドは酒の歌が多くて、本作も「Beer, Beer」という曲が収録されているんですけど、彼らの酒チューンといえば「Vodka」ですよ。MVでもLiveでも曲を引っ張っているのはアコーディオンとバイオリン担当の二人なんですが、ドレッドヘアのヴォーカル兼ギターのヤンネの存在感というか、カメラ目線のドヤ顔歌唱がたまらなくかわいいですよ。「どうよ、俺たちのメタルはよぉ!」と心から楽しんで演奏しているのが伝わってきて、ハッピーになります。世界中のどこでライブしても喜ばれるんじゃないかと。

彼らの音楽性って良くも悪くも金太郎飴的に不変なんですが、むろん、このままで問題なし。このスタイルを堅持して健康に気をつけてがんばってほしいですよ。

では、また明日!

Jun


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コメント

  1. こそあど より:

    メンシプらじお 回を重ねるごとに地?が出て、
    初回のイメージとかなり変わって楽しくなりましたね。
    雅やかなトーンが近所のお兄ちゃんのおしゃべりになって、
    親近感がグンと増しました。

    私の年代では「私書箱」は必ず番号と共にあるものなので、
    【#メンシプらじお私書箱127】
    とかにならないと違和感があります。
    中央郵便局には多くの私書箱がズラリと並んでいるので間違わないためです。
    どうなるかな。

    • Jun より:

      こそあどさま

      私書箱&番号のアイデア、たしかにその方が自然に感じますし、とてもいいですね。次回のらじおでのコメント、あるいはXでタグをつけて提案してみてはいかがでしょうか?

      そもそも、私自身が「私書箱」というものを自筆で書いた経験って、ラジオ・テレビや雑誌の景品を応募するための住所でしたね。

      最近は封筒・葉書の宛名を自筆で書くことがほぼ無くなり、というかポストに郵便物を投函することすら無いので、この辺りは時代の変化を感じます。