「AERA 2025年3/31増大号」感想

「AERA 2025年3/31増大号」感想

2025年3月25日発売。定価「700円」。

羽生さんの記事は41~45頁の計5ページ。「notte stellata 2025」の初日公演(3月7日)のレポートで、テキストは松原孝臣さん。写真のクレジットには松永卓也(写真映像部)というお名前が記されています。掲載写真は、「春よ、来い」が1枚、「MANSAIボレロ」の萬斎さん&羽生さんのショットが1枚、ノッテが1枚、SEIMEIが1枚、スケーター一同の写真が1枚です。

テキストについてですが、ノッテ初日のレポートの中に、羽生さんの挨拶、囲み取材(一問一答)における羽生さんの発言が組み込まれている構成です。演技のレポートは羽生さん出演プログラムのみ。新情報は無いので、その意味では「マストアイテム」とは言えないですね。

ただ、読んでいて「おや?」っと感じたのは、羽生さんの冒頭の挨拶、フィナーレの挨拶ともに丁寧に引用されていて、この引用にあたってHuluの見逃し配信を活用したのかもしれません。逆に考えると、「引用するに値する挨拶」と松原さんは思われたのでしょう。私も、2日目公演をライブビューイングで観た時に「挨拶が上手くなってる!」と感じたので、やっぱそうだよね!と。

おそらく、松原さんは「キスクラ」(4月3日発売)の方でも原稿を依頼されている気がするので、そっちの方で専門的な内容に踏み込まれるのかなと。なんだかんだでキスクラも来週ですか。キスクラは今回も限定版とかいろいろあるようですが、私は通常運転の「通常版」で。だって、Nova君の表紙かっこいいじゃないですか!

メタルジョギング・チャレンジは226日目。SYSTEM OF A DOWNの『Mezmerize』(2005年5月)です。彼らの1作目は「188日目」にレビュー済。LAのアルメニア・コミュニティ出身の4人組。スピーディかつ重心の低い突撃型のラウドロックで、1990年代後半からこのスタイルのバンドは増加傾向にあったんですが、サージ・タンキアン(Vo)の巻き舌歌唱と中近東の雰囲気を醸し出すアレンジが、他のバンドの音楽性とはっきり差別化される個性といえます。

2曲目の「B.Y.O.B.」はその「突撃型」たる音楽性と、サージの独特の歌唱が凝縮された一曲。この奇妙なヴォーカルスタイルを受け入れられるかどうかが全てでしょうね。続く3曲目の「Revenga」が楽曲的になかなか面白くて、Queenを彷彿とさせるような「ロック・オペラ」のような構成で、もちろん歌っているのはフレディではなくサージなわけですが、それでも「普通に歌ってもけっこういろいろイケるじゃない!」と感心しましたね。

本作は36分とコンパクトであっという間に駆け抜けていくんですが、本作の半年後に発売されたアルバムと対を成す内容なんだとか。2005年だとまだCD全盛時代ですからそういうリリース形態も成立したんでしょうけど、サブスク時代の現代だと、CDも2枚組とかで一度に出さざるをえない状況のような気がします。

では、また明日!

Jun


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