NHK杯(ペアSP・男子SP)感想

NHK杯(ペアSP・男子SP)感想

リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」で。ペア・男子シングルともに最終順位は出ていますが、軽く振り返っておきます。

須崎・木原組。49.93の8位。フィンランド大会のSPが46.22だったので、徐々に調子を上げてきていますね。ジャンプも良かったと思います。もしBSでの放送を録画済でしたら、CiONTUに来てくれた川口悠子さんが解説しているので、ぜひチェックしてみてください。木原君を高く評価していました。

佐藤君。67.38の10位。4Tで転倒、3Aでも着氷が乱れて、なんとか3Lz-2Tはクリーンでしたが、スコアはやはり伸びませんね。マッシモ振付のプロですけど、楽曲、衣装、振付と、ガラっとイメチェンした本当にカッコいい仕上がりなので、ぜひ全日本では完成形を披露してもらいたいですね。

山本君。74.98の6位。3Aはキレイに降りましたが、ルッツコンボがちょっと残念でした。どうもこのジャンプが鬼門のような気がします。ただ、先日ご紹介したインタでも注目されていましたが、スピンは本当に上手くなってますね。すべてレベル4を取れているだけでなく、スピードもあるし、羽生君より下の世代ではスピンは一番上手いかもしれません。長期のリハビリを経て、新たな武器を得たことは彼にとっても自信になっていると思います。

宇野選手。92.49の1位。本当にノーミスができなくなっていますね。内容はいつもの通り。コンボ抜けで転倒があってもこの点数というのは、また「新たな歴史」を作ったと言えます。ちなみにガンディさんの採点では「76.50」みたいですね。この演技にPCSで9.50を3項目も捧げたのは、J7(日本)です。この、Ms. Tomiko YAMADAという女性ジャッジは、満知子先生の親族の方ですか?

3Aもけっこう軸が傾いてるわ、フリーレッグは完全に氷をこすっているわ、それで、GOE+3.66ですからね。なぜか、+4と+5が並ぶ中、ただひとり+1のボタンを押したJ2(イタリア)は、勇気ある賢人なのかもしれませんね(笑)。

ヴォロノフ。91.37の2位。事情通の方は、誰もが思っていることでしょう、ショートの1位を「奪われた」のだと。ジャンプ特化型のプログラムとはいえ、4T-3Tと3Aは見事でした。これが31歳の動きだなんて、信じられません。演技後は、雄叫びを上げていましたが、キスクラで自身のそのリプレー映像を見ていて、照れていたのは可愛かったです。現役続行してくれてありがとう!と心から言いたいです。

今回NHKが生放送してくれたおかげで、ヤフコメには至極まっとうな意見がたくさん上がっていました。そりゃ、フィギュアスケート業界が抱える闇の部分があの採点結果には凝縮されていますからね。一方、「全員応援系スケオタ」なる珍妙な方々は、ヴォロノフの演技を褒め称えるツイをしながら、宇野選手にはダンマリ。「悪質オタ」の次に悪質だと、個人的には思っています。

では、また明日!

Jun

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コメント

  1. おの より:

    どうしたものかと思います
    あんな3Aに+5だなんて…
    あり得ません
    録画していましたが再生せずに消しました
    フリーも見ていません
    結果は決まっているからです
    どんな演技をしたのかも知りません
    こう言う事をしていたら、オリンピック競技から外されないかと不安になりますね

    救いは紀平ちゃんが決めてくれた事
    ちょっと出しすぎな気もしますが、スケートTVを見ると羽生くんの動画をお手本にしているようで、綺麗なジャンプが出来るのかと思います。
    NHK杯、色々やらかしてしまった感がありますが、話題が紀平さんで締めとなりホッとしています

    男子のコメントじゃなくてすいません
    明日は女子なんですよね
    待ちきれなかった(笑)

    • Jun より:

      おのさま

      まぁ、男子については、このフィギュアスケートの「どす黒い闇」が世間に広まったことが収穫だと思っています。

      私は、フィギュアスケートに限らず、スポーツが正々堂々としたものだなんて、これっぽっちも思っていません。

      例えば、ボクシングの亀田三兄弟の長男は、姑息なマッチメイクで(弱い挑戦者を呼んでベルトを獲り、一度も防衛せずにベルトを返上。そして、別階級に移る)、日本ボクシング史上初の「三階級制覇」を成し遂げましたが、そんな「偉業」は誰も知りません。かつてはTBSがゴールデンで放送していましたが、彼のキャリア末期は大阪の小さい会場で生放送もなく、惨めなものでした。

      さて、宇野選手については、あれだけつなぎゼロの、スピードスケートのウォームアップのようなプログラムを作ってもらいながら、SPもフリーもノーミスできないのは深刻ですよ。腕グルンのごまかし着氷の酷さも目に余りますが、それでもまともに降りられない。「終わりの始まり」と言っていいんじゃないですか?

  2. 名無しの猫 より:

    ショート、ヴォロさんが1位だ〜!と点数待っていたら、ずいぶん時間かかるので、
    イヤな予感がしてきたのでした。予感的中でした。
    無難に全員応援のブロガーさんや、お花畑系のブロガーさんの一部に、さすがにおかしい
    と言う方がおられましたよ。

    • Jun より:

      名無しの猫さま

      たしかにヴォロさんの採点には時間がかかってましたね・・・。「またこういうことやってるのか・・・」と、情けない気持ちになってきます。いい大人がよくやるよ・・・と。

      有名ブロガーさんもけっこうお怒りのようですね。私なんかはいつもボロクソに言ってるので、ウチの常連の読者の皆さまはご存じでしょうが、まぁ、広くこの問題が周知されたのは良いことだと思います。

      でも、私は昨シーズンのちょうどこの時期~五輪直前の頃に比べたら、ストレスはまったく溜まりませんよ。バカなことやってるな・・・って程度です。だって、羽生君が素晴らしいプログラムを引っさげて現役を続けてくれてるじゃないですか!毒を吐くのはこの数日に留めて、ロステレを楽しみに待とうじゃありませんか。

  3. 植 由里 より:

    今までオリンピックが終わればちょっとは良くなると思っていましたが、益々酷くなり、スポンサーの関係で、次のオリンピック迄続くと確信してしまいました。
    日本人としてとても恥ずかしいです。でも、今までおかしいと感じながら声をあげなかった自分にも反省しています。外国の専売特許だと思っていた、疑惑の判定が、フィギュアスケート界では当たり前の事だったというのもショックでした。
    微力でも外部から批判をし続ける事が、内からの告発に繋がると良いかなと、甘い考えと知りながら書きました。何時も正しい情報、ありがとうございます。

    • Jun より:

      植 由里さま

      はじめまして。コメントありがとうございます。

      おっしゃるように、ルール変更もありましたし、五輪後ということでマトモになるかと思いきや、そもそも同じ方々がジャッジしているので、変わるわけがないですよね。ただ、ヤフコメを中心に今回けっこう話題になったので、文春さんあたり一発かましてくれないかな?と密かに期待しています。

      幸い(?)スケ連の現会長は政権与党の所属ですし、地上波のワイドショーも遠慮なくガンガン行ってくれていいはずなんですけどね。こういう時ぐらいマトモな仕事をしてくれないものかな?と思います。

  4. ごろ寝 より:

    全員応援スケオタ=羽生アンチ、捏造・切り貼りアンチ=ただのヘイターと理解しています。自称スケオタは羽生以外全員応援ということですね。

    動画とジャッジスコアを見ただけですが、FSも同様の採点基準のように見えました。
    回転しきれてない、トラベリングしたスピンに4、5のGOE、高さ・幅のない3Aに5・・・埼玉でも全日本でも適用されるのでしょうか。

    着氷後にきれいに流れ、ふわりとフリーレッグを置くのが高評価との認識は違うのでしょうか?「宇野評価」は余りにも乖離し過ぎていて。 「回り過ぎ」は空中での回転のことを指すはずなのに、氷上での回り過ぎなど技術の低さの露呈との理解も、もう通用しないということでしょうか。

    荒川さんは実質フィギュア部門のトップ。USM絡みで了解済の花試合と受け取ります。まぁ過去のN杯も、織田くんのURは取られ、高橋さんはスルーとかありましたね。羽生さんが300点越えの際の発言も微妙なニュアンスがありましたから、GPFの採点で照明したかったのだと思っていました。

    水溜りの中の利権はどれほどのものか分かりませんが、これからの子供達にもこの基準を見せていくのかしら・・・
    男子は疑問符ばかりでしか、言葉が出てこない試合です。

    • Jun より:

      ごろ寝さま

      最近では「風紀委員」って言葉もあるらしいですよ。「推しのないスケオタ」を装った人たちが、宇野選手や高橋選手への批判を取り締まっているわけです。しかも、風紀委員風の方々ほど、Twitterではやたら他人の意見をリツイートする傾向にあります。自分の言葉で言えっつうの(笑)。

      好き嫌いあって当たり前なんだから、別に自由にモノを言っていいと思うんですよね。逆に、ネット上に批判的な意見があると困る方々なのでしょうか?よく分かりません。

      宇野選手と高橋選手、どっちの方がマシか?という究極の選択がありますが、スピード(だけ)はあるのが宇野選手。スピードは無いけど演技らしいものはあるのは高橋選手。人の美的感覚って色々あるので、推したきゃ勝手に推せばいいんでしょうが、私には、両者ともにレベルが低すぎて、とても受け入れられる代物じゃないです。

  5. ととちゃん より:

    ヴォロノフさんが、31歳でまだこれだけ出来ることを見せてくれて、嬉しかったです。羽生選手、考えてみませんか?と聞いてみたくなりました。

    そして、草太くん、3Aが決まったし、滑りも本当に良かった。上手くなっていってるのが分かるから、全日本に期待が持てます。胸が熱くなりました。

    一方で、宇野選手は…。前回転倒した3Aを「降りた」ことに満足している様子でしたが
    コンボ抜けはどう考えていたのか、直後のインタであまり悔しそうでもなかったことが不思議でした。内容どうでも、1位ならいいのでしょうか?何を目指してスケートをしているのか、分からないし、そういう人の「表現」が伝わる訳がないと思います。
    彼1人のせいで、結果として、非常に後味の悪い男子シングルになりましたね。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      どうかな・・・羽生君、31歳までやりますかね?どんなに頑張っても北京までじゃないですか?あの方とは違って、プロスケーターになった後もアイスショーは全公演完売確実ですからね。競技スケートを続けてくれていることに、私は感謝という言葉以外ありません。

      草太君は、ジャンプを跳べない間に磨いたスピンやスケーティングが本当にいかんなく発揮されているように感じます。ただ、最近の練習がジャンプ偏重気味になっているようで、困っているようです。でも、知子ちゃんだっていまはジャンプの練習に比重を置いているでしょうし、それでいいと思うんですけどね。

  6. マリィ より:

    こんにちは
    私もボロノフ選手が1位だと思ったら…
    宇野昌磨の演技が悪いのは素人目にもわかります。
    試しに去年の曲で月光を滑ってみてほしいです。
    違和感ないと思う。
    スケートもゲームの一部だから試合が終わったらリセットって気持ちだから平気なのかな。
    さすがにこの1位は恥ずかしくないのかな?
    今回のNHK杯男子は怒りしか湧かないでした。
    草太くんの順調な回復の演技だけが救いでした。

    • Jun より:

      マリィさま

      今回の男子はヴォロノフと山本君の頑張りに救われましたね。女子があまりにハイレベルだっただけに、男子の体たらくがねぇ・・・。

      ただ、日本男子も、15歳前後の世代に有望なスケーターがどんどん育っていますから、4年後はどうなっているか分からないですよ。某事務所も現在のゴリ推し選手のハシゴを外してポイ捨てなんてこともありえます。彼らも金儲けでやってるわけですからね。

  7. まいまい より:

    Jun様初めまして。
    いつもブログやツイートを楽しみに拝読しています。
    私は選手の皆さん全員好きで応援していますが、あのSPの採点はおかしいと思います。
    ヴォロノフさんの点数は納得のいくものですが、悩むことなどなさそうなのに何故あんなに時間がかかったのか。本当はもう少し良かったのに宇野選手より下になるように操作したのでは?と疑念を抱かせるものでした。
    ジョウ選手が回転不足をとられていたのに、似たようなランディングの宇野選手の4Fは加点までつくなんて素人目にもおかしいです。
    3Aはランディング姿勢の時にフリーレッグが氷に着いていますので、
    やはり加点がつくのはおかしいです。
    コンボが抜けたことは1つの要素のエラーとされているようですが、転倒で流れが止まったのにそれがPCSに反映されないのは納得できません。セカンドジャンプがシングルになったときと1点しか変わらないのですよ?やはり要素抜けと転倒で複数の重大エラーとカウントし、少なくともComponentsは下げるべきでは?
    完成度を重視するルール改訂の目的に反する採点は、選手のためになりません。
    宇野選手はオリンピックが終わった後に羽生選手やハビエル選手のような加点のもらえるジャンプを目指すと言っていて、昨季の終わりはそうなりかけていたのに、またグリ降りに戻ってしまいました。スケートの進歩にとって悪い影響を与える採点だったと思います。

    • Jun より:

      まいまいさま

      はじめまして。コメントありがとうございます。

      今晩アップする記事でも触れる予定ですが、今回のNHK杯の採点のひどさは、2017年札幌開催の冬季アジア大会が頭に浮かびました。あの大会は正直マイナーだったので、今回ひろく認知されたのは良かったと思っています。

      ひとつひとつ詳細に疑問点を提示していただきありがとうございます。まったく同感です。そして、ジャッジや専門家はみんな分かっているはずです。ただ、こういう問題というのは、今後なんらかの方法で暴露されて大問題になるか、あるいはそもそもニュースとしての価値が無くなるほど、宇野選手が並の選手として落ちぶれていく中で忘れられていくのか、いずれかの道を辿ると思いますね。

      すぐに動画で拡散される、まもなく平成も終わるこの時代に、「スターは作ることができる」という代理店およびテレビ関係者の昭和的発想も困ったものですね。

  8. みつばち より:

    更新ありがとうございます。

    「全員応援」の人って基本いないと思うんですよ。応援には当然濃淡があると思います。
    NHK杯が40周年記念ということで力がはいるのは当然としてもホームバイアスがひどすぎたと思います。男女日本選手優勝!でいきたかったんかいNHK(とジャッジ)
    構成が上で点がでるプログラムだとしてもミスはちゃんと減点しないとね。

    女子だって紀平さんがやってくれなければマダムが調整されてたのかな、と思うとモヤモヤ。SPですでにそんな気配があった。
    もちろん知子さんは素晴らしいんですが。

    思い出の選手たちの中で高橋さんがチラうつりしてたけど、たしかにステップは魅せるひとだった、当時は・・・なんで復帰なのか・・・今はまるで編集ミスのスロー映像のよう。

    「次元が違います!」のように誰もが納得して見ることができる瞬間、選手ってなかなかいないもんですね。

    • Jun より:

      みつばちさま

      まぁ、これに凝りて来季はNHKも、「何が何でも羽生を呼べ!」ということになるんじゃないですか?

      演技は酷いわ、採点もさらに酷いわ、ヤフコメまで炎上するわで、月曜のワイドショーは梨花ちゃん特集で宇野選手はオマケ扱い。情けない限りです。

      いくら、管理職クラスがUSMの接待を受けて「宇野推し」の番組を作るにしても、視聴率がこうも爆死状態だと、上層部から「どう責任取るんだ?このやろー!」と吊し上げ状態なんじゃないかと。

      日本人は「ニセモノ」にうんざりしているんですよ。スポーツも芸能も食事も何でもそうです。ボクシングの井上選手や、テニスの大坂選手とか、本物の才能を求めている。羽生君は言うまでもなく、梨花ちゃんにもそれを感じているんじゃないでしょうか。