NHK杯(男子SP)感想

NHK杯(男子SP)感想

リザルトは「こちら」。NHKの動画サイトは「こちら」。すでに最終順位は確定していますが、男子SPで印象的だった選手をまとめておきます。お写真は「日刊スポーツ」さんから拝借。

鍵山君」。87.26で1位。4S-3T、4Tと決めて、これは100点コースかなと思ってNHKの生放送を見ていたんですが、まさかのアクセルのパンク。だからという訳かは不明ですが、PCSが39.95と抑えられています。ちなみに、98.46を出した今年の関東選手権では41.33でした。演技後のインタビューでは「ノーミスを意識してしまって、3Aを慎重に行きすぎた」と語っていました。確かに、アクセルの直前、いつもよりも助走を落としすぎてたかな?という気はしたんですよね。まぁ、これも経験ですね。

友野君」。83.27で2位。昨年このプロを見た時は、選曲も振付も前衛的すぎて大変そうな印象でしたが、今季は友野君の所作にフィットして、断然よくなってますね。ジャンプは、4T-2Tのコンボを認定してもらえたことで、失点を最小限に防いで、よくまとめました。正直、6連の映像を見ていて、こりゃダメかな・・・という予想を見事に覆してくれました。今後は、出来・不出来の差を少なくすることで、台頭する後輩を跳ね返せるかどうかが決まってくるような気がします。

ルーカス君」。79.22で3位。SPでいちばん良いパフォーマンスを見せてくれたのが、ルーカス君でした。女子の松生さんと同様に、全日本ジュニアを制した好調を維持していますね。クワド無しの構成で、奇抜で凝った動きもないんですけど、基本に忠実で力強く、すごくコントロールされたスケートという印象。見ていて安心感があります。いまの日本男子であまり見かけないタイプなので、今後の成長に期待しています。

駿君」。72.04で7位。クワドが2本とも軸が傾いてしまって、ちょっとおかしかったですね。4T-3T予定のセカンドトウがシングルになり、4Lzも着氷が乱れました。ただ、クワドの回転自体は2本とも余裕で足りてましたし、なんてったってシニア1年目ですから、これから場数を踏むことで安定してくることでしょう。スピンはすべてレベル4を取れていて、スケーティングも確実に進化していますよ!

久々にテレビでちゃんとフィギュアスケートを見ましたが、羽生さんが出場しない試合ですし、見るだけの私も、リラックスしてスケートを楽しむことができています。

では、また明日!

Jun


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