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うたしん。56.43で6位。二人のスケートを見たのは、7月下旬の「Minto Summer Skate」以来なんですが、1ヶ月でさらによくなりましたね！スコアも3点以上更新！
何が良いかって、まずは二人の「物理的な距離感」がはっきり縮まったことや、スケーティングの滑らかさとそのシンクロ具合。まず、そこが光ります。そして、自分たちでもその成長を日々実感しているのでしょう、明るい笑顔に、「もっと私たちのスケートを見て！」という、演技に対する自信と信頼関係も滲み出ている印象を受けました。
トレーシーの帯同も頼りになりますね！彼女の本職ですから、スケーティングの指導もしてくれているのでしょう。もっともっとよくなると思います！本当に成長が楽しみなカップルです。
河辺さん。53.78で6位。膝のサポーターが気になっていたのですが、着氷の時に踏ん張りが効かないように見えます。元々こういう着氷なのか、故障の影響なのか、実際のところは分からないですが、回転の速いジャンプを跳ぶ選手だということはよく分かりました。衣装やヘアスタイルはともかく、キャシーの選ぶ曲は大人っぽいなぁ・・・と、思わずうなってしまったプログラムです。
プーさんのティッシュケースはゆづリスペクトの表れなのか？・・・そうだとしても、あえて本人の口から語ってもらう必要もないでしょう。そうじゃなければ、この大事なJGPデビュー戦に連れてくるわけがないですからね。岳斗コーチに持たせている光景が、我々ゆづファン的には胸アツじゃないですか？
田中さん。51.37で10位。細いですね！スッキリした顔立ちでこの細身なので、ツルシンちゃんが若干かぶりました。ただ、代表合宿のインタでは宮原さんに似た語り口で、ジャンプの時の身体の締める感じも知子ちゃんっぽい。日頃、間近で先輩を見ていると、影響を受けるのかもしれません。
田中さんも怪我の話が伝わってきているんですが、ルッツの転倒のコンボ抜け、ループの抜けは痛かったですね。2Aはキレイに降りました。まだ若いですし、これからの成長に期待です。
タラカノワ。58.43で4位。ライブでは見られなかったんですけど、なんでこんなにスコアが伸びなかったのか？と不思議に感じていたら、ルッツで転倒してコンボ抜けだったんですね。
今季からパノワ組に移籍して、オシャレな衣装と、顔立ちも2シーズン前に初めて彼女を見た頃と比べると大人っぽくなりました。おそらく身長が伸びた影響からか、大きくなった身体を持て余しているように見えます。まぁ、実力のある選手なので、フリーで巻き返してくると思います。
アリサ。69.30で1位。ロシア無双状態の女子ジュニアで一矢報いるような選手になるか？このSPは昨シーズンの持ち越しプロで、滑りなれていて、そして華のあるスケートをする選手だと思います。
ただ、これは私の好みの問題でもあるんですが、ジャンプに入る前にスピードがかなり落ちる傾向があって、勢いの無いまま回転だけでジャンプを回って、ズドンと落ちる。だから、流れがないんですよね。
ハイスピードのままジャンプに「突っ込んで」いって、ジャンプを降りた後も流れがあるというのはコストルナヤですけど、まったく対局に位置するスタイルだなと思います。でも、PCSは、コストルナヤのJGPデビュー戦は28点台だったので、29.43は高い評価の表れですね。
さあ、フリーではアリサの高難度ジャンプを認定するのかどうか。男子の方は駿君以外の上位陣はみんなしっかり刺さっていたので、たとえ地元だとしても、ちゃんと判定してくれることを期待しています。
では、また明日！
Jun
コメント
うたしんは、演技者としての魅力に溢れてますね！なにより表情が明るくて応援したくなるし、結成六ヶ月とは思えないほどシンクロしてますね。二人とも基礎技術が高いのでしょうね。
西山君はシングル歴が長いので、二刀流は勇気のいる決断だったと思いますが、身体の線が綺麗で、所作が洗練されていて、エッジワークが深いので、ダンスに向いていると思いました。リフトなどシングルにはない負担が大変だと思いますが、怪我のないよう、力合わせて上を目指して頑張って欲しいです。応援します。
Fakefurさま
うたしんカップルは、これまでほとんど無視されてきた日本のカップル競技に対して、光を当てるような存在になるかもしれませんね。
二人の持ち前の明るさがまず目を引くんですけど、結成6ヶ月であれだけクオリティの高いスケートを披露できているのだから、素晴らしい。そして、何よりクリケットを拠点にしていることが大きいですよ。技術の向上に集中できますから、焦らずじっくり育てていってもらいたいです。
日本のアイスダンス知識はほぼありません。スケ友さんが「黎明期」になるかも、と言っていましたが、なるほど、です。
米は男女共の北京での金狙いの布陣を揃えた感があります。
アリサ選手、華は感じます。仰るように流れがない、FSは特に、でした。14歳ですから、これからなのでしょうか。
そして、あっさり高GEOが付いていましたね。トウピックなし、氷上で半回転してブレードで推して上がっていますよね。あれが4Lz？
今季も、利害と忖度交じりの判定になるのでしょうか。流れてきたISUのジャッジ研修？はスケートファンを宥めるだけのパフォーマンスだったのかな。「正しい」ジャンプルールブックなど破棄して、プレロテ、フルブレード推奨と明記すべきです。
ごろ寝さま
うたしんカップル、ぜひ注目してください。私もアイスダンスについてはほぼ素人ですが、毎回楽しく演技を見ています。
アリサの4Lzについては、今晩アップの記事で触れますので、そちらをお読みいただければと思います。
西山くん、アイスダンスに向いていますよね。以前、彼のシングルの試合も見ましたが、ジャンプが決まらないためトーンダウンした印象でした。
アイスダンスでは、それが一転垢抜けた印象を受けます。冒頭から彼の表情にグッと引き込まれました。エレメンツのことは正直不勉強ですが、最後まで楽しんで鑑賞することが出来ましたし、解説も褒めていますね。トレイシーも嬉しそうで、これからの成長が楽しみですね。
河辺さんのプロ、素敵だと思いました。着氷の衝撃に膝が耐え切れていないのでしょうか。ジャンプ自体は綺麗だと思います。また、女子のキスクラでプーティッシュが見られるなんて、しかも、それを持っているのが岳斗コーチだなんて笑みが零れてしまいました。
アリサは、華やかで可愛いな、と。それでもクリケットで羽生選手とツーショを撮ったときからは随分成長しましたね。ジャンプ前に速度が落ちるのは、身構えてしまう気持ちの表れでしょうか。或いは速さを保ってジャンプに突入することは相当怖いことなのかも知れませんね。件のクワドへのjunさんの見解は明日の記事を楽しみに待ちます。
ととちゃん さま
西山君のアイスダンス転向は（シングルを完全にやめたわけじゃないですが）、クリケットにいたからこそ決断できたのだと思います。カナダは、テサモエのようなレジェンドを輩出した「アイスダンス王国」ですし、トレーシー含めて指導者もたくさんいる。環境と周りのサポートって大事だなとつくづく感じます。
アリサのいまのジャンプ、「スピードを落として身体をひねって上に跳ぶスタイル」は、体型変化がきたらまったく跳べなくなるんじゃないかと。これが「スケートをやるのは北京五輪まで」と割り切っているのなら耐えられるのかもしれませんが・・・。
うたしんは7月よりさらに良くなって、二人の息も合っていてJunさんが仰るように物理的にも前より縮じまりましたね！ダンスは良くわからいけど特に西山くんのスケーティングと表現が日本高校生ではまず出来ないものを見せてくれたと思います。クリケットで頑張ったお陰ですね！二人が気持ちものびのびしていて清々しい気持ちです。西山くんはもうダンスで行った方がいいね？小学生のとき確かオリンピックに行きたいと言ったはず、このまま頑張れば夢が叶うのではないでしょうか？
河辺さんは怪我をしているのですね？それも大きそう。前は邦和なんですね？スケートもスピードと滑らかさもあって素晴らしいです。田村先生にぷーさん持ってもらって頑張ってほしいです。
田中さんは知らなかったです。濱田チームにサラちゃん以外の選手がいたんですね？調べたら昨年は全中で２位取ってますね？指使いも綺麗で楽しみな選手です。
タラちゃんの2年前私も覚えてますよ。いろいろと苦労もされてるようですが表彰台に乗れて良かったです。
今週は三浦くんですね？2人の後に行くのいやだなあとツイしてましたが、そもそもまだ中2なんだしコーチもリンクも変えたんだから楽しくやってほしいと思いました。今季から新横浜でなんとアイスショーで使えないとと辛いとツイを見ました。新横浜ではイベント多いですね？
全日本ジュニアが新横浜のリンクで無料だそうなので見にいくつもりです。
senninさま
三浦君のツイ、私も見ましたよ。あれはたしかに酷いですね・・・。
単純にリンクが少ないという環境面の制約もあるんですが、まぁ、どこの世界にもある、悪しき「先輩優遇」文化ですよね。だったら、しっかり結果を出して大事な時期に貸し切りができるぐらいの選手に成長するしかない。彼自身もそれは分かっていると思います。むしろ、これに発奮して、今週末のJGPで頑張ってくれることを期待しています。