まずは、Kinki Kids「愛のかたまり -YouTube Original Live-」、微力ながら私も視聴しました。大台目指して頑張ってもらいたいですね。
さて、スイッチインタビューのEP2ですが、今回は「光一君回」と言っていいですね。以下、印象的だった部分をまとめておきます。
・「俺たちはひとつ苦しめばひとつ表現が見つかる。ひとつ傷つけば、またひとつ表現が創れる。ボロボロになる。その分だけ輝けるんだぞ」
これはSHOCKの中での光一君のセリフですけど、演劇の内容・文脈まったく分からずに聞いていましたけど、素晴らしいですね。人間誰しもが傷つきながら日々を頑張って生きてるわけですけど、間違いなくそういう人たちに勇気を与えるような、普遍的なメッセージだと思います。失敗して、傷ついた。あの時、ああしていれば、失敗しなかったかもしれない。それを後悔し、さらに傷が深くなる。でも、その失敗したり傷ついた経験こそが、人を助けることにもなる。人の心に寄り添うことができる。
そう考えると、羽生さんも競技者時代にたくさん傷ついたはずで、だからこそ彼の人間性が年々磨かれていって、その人間性がスケートにも表れていると思うんですよね。
・「周りとの熱量の差を感じることがある。そういう時は孤独だな、孤高だなと感じる時がある」「はい、ありますね。それはもう、しょうがないっす」
羽生さんの「若き悩み」に対する、光一君の単純明解だけど必要なアドバイスでした。これは実は、彼らのような「自分が座長で多くの人たちを引っ張る立場」という特殊な状況に限らず、仕事上のいろんな場面でも発生することかもしれません。例えば、「自分の基準」から考えるとレスポンスの遅い人がいる、あるいは「自分の基準」から考えると、雑な仕事をする人がいる。許せない。でも、当人に直接文句を言うこともなく、「私はこんなに頑張っているのに!」と人知れず悶々とストレスを溜めてしまう。少し前までは私もこういう発想をしがちだったんですが、もう最近は何というか、「遅かったり、雑なのは、何か事情があるのかもしれないなー」とか脱力して捉えるようにはなっています。明確にルールがあるわけでもないのに、人に対して勝手に「自分の基準」を求めてはいけない。これが「人に任せる」という言葉に当てはまるかは分からないけど、「人の事情」を想像できるようになると、人間的に深みが増すというか、確実に成長できるとは思っています。
・「緊張してない時ってない」「幕が開く前ずっと怖い。毎日怖い」「今日できっかなぁ?でもどっかでは、幕が開けば絶対にできるという自信もどっかにある」
「舞台公演2,000回、さらにコンサートツアーもあって、1年の大半が”本番”という生活を20年以上続けてきた」というナレーションの後に、光一君のこの発言にはビックリさせられると同時に、ストイックな生活を続けて完璧さを求めているがゆえに、「怖い」という感情が生まれるのかなと。「緊張」とか「怖い」という感情は、頑張ってきたからこそ生まれるはずで、よくよく考えると、テキトーにやってる人はそんな感情は沸かないですよね。「怖くていいんだよ」「緊張していいんだよ」と光一君からエールをもらえたような気がしました。同世代の彼がこう言ってくれるのは嬉しいですよ。
というわけで、光一君の話ばかりになりましたが、熱心なファンが大勢いらっしゃるのも分かるなと。演技や歌も凄いけど、人間性も素晴らしい。「羽生さん、この対談に呼んでもらえてよかったね!」と、ゆづファンの一人して、むしろそう思います。
さあ、次回どうなるの?と、まったく内容はイメージできません。最終回も楽しみにしています!
では、また明日!
Jun