雑談などなど(麻雀多め)

雑談などなど(麻雀多め)

いやぁ、棋聖戦第二局の藤井聡太棋聖が強すぎて、一時期のプチ不調を完全に脱した感があります。挑戦者の山崎隆之八段が採用した「向かい飛車」は、そもそも戦型選択の段階で「どうなの?」と疑問でしたが、そのままなすすべなくやられた感じです。昼過ぎ辺りで大差になっていましたね。

そんなわけで、将棋よりも麻雀のMトーナメントの方が、自分の中では楽しみなコンテンツになっています。Mリーグの23-24シーズンが5月で閉幕して、このMトーナメントが6月から開幕しました。Mリーガー36人に強豪雀士24名を加えた総勢60名でNo.1を決めるトーナメント戦で、今年で2回目の開催。月曜・金曜のみの開催でABEMAで完全生中継。昼の3時からスタートして、夜の11時ぐらいまでやってます。もちろんスタートからなんて見れないので、ABEMAのアーカイブをチェックするわけですが、やはり運の要素が絡むゲームなので、タイトルホルダーだろうが実績十分のベテランだろうが、若手の女性雀士にコロっとやられることも珍しくありません。

最近は小学生の間でも麻雀が密かなブームになっているとの記事もチラホラ目にします。麻雀のプロは、18歳以上、高校生不可という決まりがあって、例えば、将棋やフィギュアスケートのように5歳から始めないと一流になれない、ということはありません。プロ雀士になること自体はさほど難しくなく、会社員やりながらプロ雀士、グラビアアイドルやりながらプロ雀士、声優やりながらプロ雀士、いろんなバックボーンの方がいて、プロ雀士自体は3,000人ぐらいいるみたいです。

もちろん、麻雀の試合だけで食える人は一握りですが、一部の有名企業ですら副業を解禁するようなご時世ですし、ある意味で「現代的な労働環境」なのかもしれません。

個人的に好きなプロ雀士は2人いて、まず、将棋と麻雀の二刀流で頑張っている鈴木大介プロ。将棋以上に麻雀の打ち方がとにかく豪快で、デカい役をガツンとアガるけど、放銃もけっこう多くて、ホームランか?三振か?とまでは言わないですが、とにかくワイルドな雀風。この人じゃなきゃ見られない麻雀を毎試合披露してくれます。

もう一人は、伊達朱里紗プロ。彼女はもともとは声優さんだったんですが、麻雀の腕前も凄くて、Mリーグに21-22シーズンから参戦して以降、毎年個人タイトルを獲得。野球で言えば、1年目で首位打者、2年目にホームラン王、3年目に打点王って感じですよ。獲得ポイントも84試合で888.3ptと異常なペースで勝ちまくっています。雀風はとにかく緻密で、放銃が少ないので、4着になることがほとんどありません。それでいて、「この待ちで追っかけリーチするの?」と思い切った踏み込みをすることもあり、ある意味で、麻雀界における藤井聡太さん的な存在と言えるかもしれません。

ところで、将棋の場合、プロになると一定期間収入が保証されますが、現役のプロ棋士が約170人、女流棋士が約80人と狭き門です。しかも、藤井聡太さんという絶対王者がトップに君臨しているので、もしかしたら「プロ棋士になってなり上がってやる!」という子どもは減ってるのかもしれません。彼が加齢で衰えてくるであろう30年後ぐらいになったら、勢力図は変わるでしょうが。

あれ?じゃあ、フィギュアスケートは?・・・と考えてみると、ワクワクするような凄い才能の日本人選手が出てくれば競技の方も見てみるかな・・・となるわけですが、現状は厳しいですね。「ルールや採点がこうなればいいのに?」ということすら興味が無くなったというか、他に娯楽もあるし、羽生さんのスケートを観れればいいかな、という感じになってますね。

では、また明日!

Jun


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