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この番組の情報解禁がなされた時、「どうせ大してマジメに作ってないんでしょ?」と半信半疑だったんですが、とんでもない、気合いの入った作りでビックリでした。そりゃ、羽生さんもわざわざ出向くわけです。
まず、「質問ランキング当て」ですが、結果の並びを見ると納得なんですが、ヒント無しでの羽生さんの的中率の高さにビックリでした。それだけちゃんと答えているということなんでしょうね。
結婚観の話は印象的で、若い頃の羽生さんは「ファン離れ」のようなものを恐れていたという主旨の発言をしていましたね。特に男子スケーターに対する女性ファンの愛情の深さは、それこそアイドルや若手俳優に対するそれに通じるものがあって、でも、芸能界は所属事務所がしっかりブロックしているから良いとして、フィギュアスケート界はその辺りのサポートがまったく機能していないので、羽生さんも時には恐怖を感じることもあったんだと思います。
で、最近の考え方としては「スケートに役に立つなら」ということでした。まぁ、完全な裏方というか、羽生さんを陰で支えるような存在なら、という感じでしょうか。ただでさえ「敵」が多いですから、「自分が!自分が!」とSNS等で軽率な発言をするような嫁だと、足を引っ張りかねない。その辺りの危機管理がしっかりしている人であってほしいですね。
さて、もう一つの目玉企画「プーさんの数」ですけど、たいへんな労作であるのは分かるんですが、大事な試合を忘れてませんか?と。ぜひ録画を確認していただきたいんですが、「厳選した20試合から予想」とあるんですよね。
私は、ヨーロッパ開催の大会、モスクワかヘルシンキかなと思っていたんですが、ヘルシンキは17年のワールドも、18年のGPシリーズも入ってないんですよ。モスクワはまずまず入ってるんですけどね。トリノの285個が「そんなもんじゃないでしょ?」説。トリノよりも多い大会がある説。いろいろ意見があると思います。
番組制作者の意図が分からないので、「数字はウソをつく」事例なのか、「ウソつきは数字を使う」事例なのか不明ですが、興味深いケースだなと思いました。
いずれにせよ、この企画に駆り出されたスタッフの方、野鳥の会の方お疲れさまでしたと言いたいですね。
では、また明日!
Jun