『サザンカ』(12.24)感想など

『サザンカ』(12.24)感想など

今回の『サザンカ』は、おそらく「プロトタイプ」という感じですね。「GIFT」では、動画で使われていた写真や映像はバックスクリーンに映されて、映像と演技を融合させた「完全版」が披露されることを期待しています。

そして、クワド全種披露という部分。クリケットのリンクでハーネス付きで4A片足着氷。仙台では4Aは両足着氷の映像は確認。画面の半分(というか3分の1)というのが歯がゆい気持ちも若干ありつつ、でも、そこが羽生さんのスケーターとしての謙虚さという部分でしょうか。正直、個人的には今後のショーで4回転をさほど求めてはいないのですが、本人のやりたいようにやってくださればと思います。

そして、羽生さんが、歌詞に対する感情を包み隠さず語る所は、プロ転向後ますます「直球」になった気がします。ある程度年を重ねてくると、気恥ずかしさというか、あんまり言いたくなくなる部分もあるはずなんです。私のような平凡な一般人の感覚では。

でも、逆に考えると、音楽だけでなく、歌詞もかみ砕いて、その世界観に浸るほど聴き込み、惚れ込んでいるからこそ、羽生さんはあれだけの演技ができるのだなと。一流の俳優の演技のように、まさにプロの仕事だなと感じます。

いや、もっと正確に言えば、プロに転向したからこそより一層彼の真価が発揮されているというか、プロスケーターになるべくして生まれた人だったんだと思いますね。

では、また明日!

Jun


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