「FIGURE SKATERS Vol.26」

「FIGURE SKATERS Vol.26」

2022年7月11日発売。定価「1,528円」。

ここ最近、「ほぼ羽生さんオンリーで一冊」という編集スタイルの雑誌、例えば、マガジン、キスクラぐらいしか印象に残ったものがなかったので、今回の本誌は少し新鮮です。

まず、目次をご覧いただきたいのですが、羽生さんの部分は43頁までと、刑事君の企画のラスト6ページに一緒に写るショットが並んでいます。

2~31頁までは、FaOI幕張2022(初日)のオープニング・リアフェ・フィナーレのショット。思ったよりもボリュームはあって、このサイズなんで迫力もあるんですが、ちょっと画質が粗いかな・・・という気はします。写真自体も「キスクラ」とかぶる部分があるので、この大判サイズが好きかどうかで、評価は分かれるかもしれません。でも、かなり頑張ってくれています。

32~43頁で、21-22シーズンの全日本・北京五輪の各ショットで構成。こっちは正直微妙で、すでに『YUZU’LL BE BACK IV』をお持ちであれば、マストではないな・・・と。MOIの白レミエンさんも無いし、やや期待はずれ。

ただ、「カメラマンが選ぶ一枚」は興味深かったです。アフロスポーツの長田洋平カメラマンが選ぶ一枚は、北京五輪で「天と地」を演じた後の柔らかな笑顔のショット。コメントも優しい言葉に溢れていて、こちらは一読の価値アリです。

本誌ラストの、刑事君とのショットは計6枚あって、これはなかなかいい写真が選ばれています。2016年のN杯(真駒内)でのゆづ・刑事・龍樹の3ショットは有名ですが、それ以外の、カナダ・ケロウナでのスケカナ(2019年)のSP滑走順抽選での一枚や、GPフィンランド杯(2018年)で談笑している一枚は、「こんなのあったんだ?」と。ちなみに、通信のケロウナ号の「10頁右上」が、本誌では見開き2ページの巨大サイズになっているので、チェックしてみてください。

というわけで、FaOI幕張狙いだとやや微妙ですが、総合的に見ると、まずまず楽しめる内容に仕上がっているかと思います。

では、また明日!

Jun


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