先週土曜日(9月10日)のお昼にドドドっとTLに動画が流れてきて、一瞬、「これはいつの番組?」と思ったら、生放送ホヤホヤということに驚きました。地元の方がすぐにTwitterにアップされている中、私は「ゆりchoch」さんのツイで内容を確認しました。この場を借りて御礼申し上げます。
突然のことでビックリではあったんですけど、まぁ、でも、よくよく考えたら、仙台を拠点にしているのであれば、確かに行きやすいよね?という話ではあります。学校の教科のお話とか、地元のアットホームな番組だからこそ、チラっと聞くことができて貴重でしたね。
個人的には及川さんだからこそ引き出せたコメントで、「北京五輪でSPの順位関係なく、フリーでは4Aは入れるつもりだった」「でも(SPでミスがあったから4A実施について)怖い物はなかった」と羽生さん本人が語っていたことは興味深かったです。北京のSPは「記憶から消していた」とのことですが、大丈夫です、私の中でのロンカプは「全日本での初お披露目の後、24時間テレビで完成された作品」と思ってますから。
あとは、何と言っても、本人もおっしゃってますが、「SPで4Aを入れることも考えていた」というのはビックリでした。専門誌のライターの記事でも「SPでの可能性」に言及したものを、私は見たことないですね。ただ、今後もしショーで4Aを披露するなら、べつに短いプロでもぜんぜん良いわけですから、おかしなことでも無いわけですが。
tbc東北放送のリンクで、番組の一部が文字起こしされていますが、そこでフォローされていなかった部分で、以下の羽生さんの発言も印象的でした。
「基本的に自分のこと、そんなに好きじゃないので。嫌なこといっぱいありますよ。『考える』ということと、思考実験的なものは好きです。自分が発言している言葉たちにどんな意味があるのか。哲学的に言うと、どういう状態が『生きている』というのか。スケートというのは、どういう状態をスケートというのか。演技って何だろう。表現って何だろう。いろんなことを考えることがすごく多い。それが、インタビューされて出てくる言葉たちに含まれていて、逆にそれが『クドくて好きじゃない』っていう自分もいます」
あー、それ分かるわぁ・・・と共感しました。ブログなんかをやっていると、なるべく誤解を生まないように、言葉を足したり削ったりするわけですが、もっとスパっと言えたらいいのにな・・・と思うことはよくあります。
ただ、短けりゃいいというものでもないし、何が人の心を打つのか分かりませんからね。私自身も、自分の書いたブログの記事でもツイートでも、「なんでコレがバズってんの?」というのは、よくあります。逆に、自画自賛したくなるような渾身の記事にさっぱりリアクションがなくても落ち込まずに、それをどんどん積み上げて続けていくことが大事なんじゃないかなと思います。だから、羽生さんには、彼の思考実験から生まれた言葉を、今後も躊躇も遠慮もせずに、どんどん発信していただきたいです。
しかし、アレですね。首都圏の大放送局は「やられた・・・」と思っているはず。何もかもが東京中心じゃないんだよ!ということですよ。
では、また明日!
Jun
コメント
Junさまの記事を楽しみにしてますよ
今は仕事が忙しくなって中々来れませんが…
東京が中心じゃない
そうですね…
色々何か変わる時が来たのでしょうか?
しかし砂漠がありませんね
毎日のように色々あって、ファンにとっては嬉しい悲鳴です(笑)
おのさま
羽生さんがプロに転向したら「情報はどんどん減るだろうな・・・」と思っていたら、現実はまったくの逆というのは嬉しい驚きです。
しかも、「他の誰か」を意識しないで応援できるというのは本当に幸せなことだなと、しみじみ感じます。
結弦くんは本当に気遣いの人でグルメは?と聞かれてお母さんの餃子が好きで外食しないとは言わずかと言って仙台周辺の特定のお店も公言せず素晴らしいですよね!
アイスリンク仙台、仙台市、宮城県をリスペクト発言をし小島さんのネタまでやってのける人柄私なんかこの年でも自分の行動を見直す機会になっています。
東京中心じゃないんだよ!同感です❣️
Senninさま
羽生さんがいつも謙虚で心穏やかなのは、誰かを意識して張り合う領域にいないからなんだな・・・と思いますね。
私も、自分自身の成長をモチベーションにして、1日1日を大切に生きなきゃと、羽生さんから学ばされる日々です。