リザルトは「こちら」。フィギュアスケート速報さんは「こちら」。写真は「デイリー」さんの記事から。
「シェルバコワ」。77.94で1位。「2A 3F /3Lz+3T」。SPは、GPイタリアから曲・衣装ともに変更。なんだか、プログラムはさらに忙しくなった気がします。本来、3Lz+3Lo予定の所、セカンドはトウループに切り替えました。回転不足の部分で心配も減るでしょうし、1位で折り返すことができたので、狙い通りという所でしょう。
「コストルナヤ」。76.44で2位。「2A 3Lz /3F+3T」。シェルバコワのプロとの落差が面白いです。さすがに3Aを回避すると余裕ですね。ルッツやフリップに悪影響が出ないのであれば、SPは2Aの方がいいのかもしれません。彼女もSPを変更しましたが、「New York, New York」は彼女の明るいキャラとよく似合っていて、もはや北米の選手にしか見えません(笑)。
「シニツィナ」。69.89で3位。「2A 3F /3Lz+3T」。今季の彼女のGP一戦目は「スケアメ」で、その時は「71.41」でした。今回もスケアメ同様にノーミスで素晴らしい演技なんですが、なぜこんなにスコアが伸びないのか理解できません。両試合のスコアシートを見比べてみると、どちらもクリーンな演技なんですが、特にPCSの、31.89→31.04という下がり方は酷い。こりゃ、本人もコーチもやってられないでしょう。選曲・衣装・振付と、私がロシアの女子スケーターにイメージする伝統をしっかり受け継いでいる素晴らしい選手だと思いますが、これは気の毒です。結局、3番手の選手はこのように割りを食うわけですかね。
「樋口さん」。63.87で6位。「1A 3Lz+3Tq /3F!」。3Aでミスが出るのは仕方ない部分もあるんですが、その後のジャンプでも減点があるのは気になる所。「スケカナ」では、冒頭は2Aを成功、その後の2つのジャンプでやはり減点があって、69.41でした。つまり、逆に考えれば、3Aを回避しても、残りのジャンプを決め切れば、70点は計算できるわけです。全日本はどうするのでしょう。かりに全日本のSPで、3Aが今回のように抜けて出遅れると、フリーを最終Gで滑れない可能性があるので、やはりSPは2Aの方がいいような気がします。
そして、横井さんは、52.32で11位。「2A 3Fqso /3Lzqfall+COMBO」。動画が上がっていないので、動画のアップを確認次第、追記したいと思っています。
では、また明日!
Jun