いやぁ、間違いなくニュースターの誕生でしょう!写真は「スポニチ」さんの記事から。NHKの「動画集」もどうぞ。
初土俵から10場所での幕内優勝、110年ぶりの新入幕優勝という記録も凄いんですけど、大関の豊昇龍に敗れた12日目、負傷して車椅子で引き上げた14日目の朝乃若戦以外は、内容的にほぼ圧勝でした。藤井聡太四段のデビュー以来の29連勝のときでさえ相手の大ポカによる逆転勝ちもありましたから、本人も言うように記録だけでなく「記憶に残る強さ」でした。
ABEMAの方で無料で取組が見られますが、ワカのアクション解説のある初日の「大奄美戦」、尊富士とともに今場所を沸かせた10日目の「大の里戦」、11日目の大関の「琴ノ若戦」あたりがオススメです。
尊富士は、184cm、143kgの24歳。決して大柄ではなく、首から肩にかけての僧帽筋が発達した筋肉質体型で、低い当たりから一気に勝ち切るスピーディな相撲。タイプ的には、かつての朝青龍を彷彿とさせますが、相撲ファンが待ち望んでいた「強い日本人力士」の理想像という感じがします。
「優勝インタビュー」も泣かせる内容で・・・。しかし、お母様は47歳なんですね。私と世代的に完全にかぶっているんですが、だからと言って私からしたら「息子」という感じはまったくしません。すでに、大力士になりそうな風格が漂っています。
来場所以降、マークは厳しくなると思いますが、まずは右足首をしっかり治して、元気な姿を見せてほしいと思います。
では、また明日!
Jun