RE_PRAY横浜初日公演の前にこれを書いています。昨日「y」のレビューを書いて一仕事終えた感じがしますが、横浜公演に合わせて、横浜近隣の書店で在庫を増強しているようです。「Amazon」も在庫が戻っていますが、この機会にぜひ入手してください。いろんな意味で規格外の写真集かなと思います。
しかし、RE_PRAY佐賀公演の経済波及効果「4億8000万円」という数字は凄まじいですが、XのTLで見かけたのが、「チケット取れていないのに日本に来たファン」という方々もぴあアリーナに集っているとか。まぁ、横浜までいらっしゃったのだから、「y」を買って、横浜・東京を観光するだけでも楽しいと思いますね。
話かわって、いよいよ「花粉」がキツくなってきたのを感じます。私は例年、3月に入ってから、かかりつけの内科で、錠剤・点鼻薬・目薬の3点セットを出してもらっています。目薬が一本残っていたので、それをさしているわけですが、すでに鼻水とくしゃみがヤバいので、月曜日もらいに行こうと思います。
ところで、「y」入手のための恵比寿への行き帰りで聴いていたのが、こちらの2枚。
UFOの『Walk On Water』もY&Tの『Musically Incorrect』も、いずれも1995年発売で、つまり29年前の作品です。当時、シアトル発のグランジサウンドがヘヴィメタル・ハードロックにも席巻していて、伝統的なメタルバンドがこのシアトルサウンドを取り入れると、「流行に走った」と某メタル雑誌のレビューで酷評されていたのです。この2作品も、そういう文脈で語られる部分があって、彼らの最高傑作とは程遠い評価に甘んじています。
でも、29年経ったいま聴いていると、普通にカッコイイですね。剥き出しの生々しいサウンドで、楽曲のタイプも多様で、一筋縄ではいかない曲も多い。聴いていて飽きません。
そもそも、なぜ「低評価」だったかと言うと、過去の名作と「違う点」を指摘されて、「あのアルバムの方が良かった」「流行に日和った」と。でもそれって、「聴き手の側が、新しい変化を受け入れられない」ことの証明でもあります。
これって、フィギュアスケート、それこそ羽生さんのプログラムに対する評価でも言えるなと。人間好き嫌いなんてあって当たり前ですが、変化を感じ取ったのであれば、その変化の意味・背景を知った上で、評価を下してもいいだろうと。こういうことをつらつら考えると、イエスマンである必要はないけど、つねにオープンマインドありたいなと改めて実感しますね。
では、また明日!
Jun