新潟公演に関しては、メディアによる報道が皆無なので、現地・ライビューに不参加な私のような者には、いつの間にか終わったなぁ・・・という感じがしています。おそらく新潟に記者・カメラマンさんは行ってるんだろうけど、この「報道規制」がプラスなことって何かあるんですかね?
新潟公演のCS放送は、6月27日(火)にJスポ4で初回録画放送。実は、神戸の方がCS放送は早くて、6月25日(日)フジTWOで生放送。放送があるだけマシなんですけど、この辺り、まだまだ改善の余地があるかなと思っています。
そして、やはりと言う感じで、マガジンの「2022-2023 Vol.2」が発売になります。発売日は、7月21日(金)です。「Vol.1」が5月23日発売でしたが、決意表明会見~ノッテステラータまでカバーしていたので、多少ギュウ詰め感は否めませんでした。
今回はFaOIが中心になるでしょうが、他のショーの振り返りや、関係者取材等の企画も盛り込んでの、「幅広くかつ深い一冊」に仕上がることを期待しています。
メタルジョギング・チャレンジは166日目。CANNIBAL CORPSEの『Tomb Of The Mutilated』(1992年9月)です。おそらく、このジョギングシリーズを開始して、純正の「デスメタル」の作品をレビューするのは初めてかと思います。YouTubeにアルバムが丸ごと上がっていたので、「リンク」のみ貼っておきます。
まず、デスメタルの音楽的特徴としては、「異常な速さ」と「デス声」が挙げられます。ただ、「速さ」という面では、グラインドコアとかハードコアパンクとかスラッシュメタルとか他にもいろいろあるんですけど、デスメタル的な速さと言えば、「ヘヴィメタルを基本線としながら、唐突なストップ&ゴー」が印象に残ります。
そして、「デス声」ですね。メタルの歌唱法にはいろんなシャウトがあって、金切り声系・泣きじゃくり系・ささやき系等がある中、本作は完全な「下水管系」です。つねに「ゴボボ・ゴゴゴ・ゴボゴボ」といいう感じで、歌詞をネットで検索して、それを目でなぞりながら音を聴いても、リスニングは不可能です。これはもう英語圏のネイティブの方でも聞き取り不可能でしょう。ヴォーカルはこの界隈でも伝説とされているクリス・バーンズ。93年のライブなので25歳の頃でしょうか。人間の出している音とは信じがたいですが、本物です。
ただ、このクリスの声を歌と思わずに、「パーカッション」とか「サウンドエフェクト(効果音)」と思って聴いてみると、楽曲自体はわりと軽快なんですよね。ドラムの手数の多さが曲をガンガン引っ張っていて、全9曲・35分を大して苦痛を感じることなく過ぎていきました。まったくオススメできる音楽ではないですが、世の中にはこのような極端な音楽があって、しかもそれがジャンルとして成立しているということも知っていただけると嬉しいです。
では、また明日!
Jun