「フィギュアスケートマガジン 2022-2023 Vol.1」(1)

「フィギュアスケートマガジン 2022-2023 Vol.1」(1)

2023年5月23日発売。定価「1,390円」。以下、本書の内容のネタバレを含みますので、ご注意ください。

なんだかんだでページをめくる指が止まらなくて、全て一気に読んでしまいました。マガジンの発行が遅れた理由として、山口さんの「脳内出血」による長期入院ということがありました。ただ、完治して退院ということではなく、巻末ごあいさつの「LIFE IS A GIFT」にもあるように、後遺症が残っているということでした。今後マガジンを続刊するにあたっては、現場取材・レポート執筆等は、外部のライターさんの力を大いに借りることになるのでしょうが、そうなると確実にコストがかかるわけで、ぜひ多くの皆さんに本書を買ってほしいと思います。

さて、マガジンを買うとまず私は「座談会」から目を通すのが習慣になっていますが、共同通信の記者さんが吉田学史さんから藤原慎也さんに代わりました。藤原さんは体操の担当記者でもあるということで、「おっ?」と思ったんですが、残念ながら「ノッテステラータ」での内村さんと羽生さんのコラボについて踏み込んだ考察をするには至っていません。高木さん&小海途さんに遠慮しましたかね?ぜひ、Vol.2以降で、「ノッテの内村・羽生コラボ」について藤原さんに原稿を依頼してもらいたいと思います。やはり、体操の詳しい人の意見も聞いてみたいですよ。

決意表明会見~SOIと、今回はカバーするイベントが多すぎて、仕方ないことではあるんですが、座談会の内容はやや薄いかなと。あと、GIFTの会場に小海途さんが入れていないのは、ちょっと痛いですよね。他方で、マガジンは「ペン記者」として毛受さんがドームに入っていて(*GIFTのカメラマン席はオフィシャルカメラマンのみ)、それも「この先、編集部の中の人間が、初めての東京ドーム公演を見ているか、見ていないかで、大きな差があるような気がするんだよね」という山口さんの一声によるものでした。その判断は正しかったと思えるほど、今回は毛受さんのコラムが本当に効いています。でも、スポニチさんはスポニチさんでペン記者さんを派遣してるんでしょうし、まぁ、仕方のないことですか。

というわけで、コラムを一通り目を通して「事情」を把握した後で、現地レポートを読んでいくのがいいかなと思います。私は、座談会を読んだ後に、頭からずっと読んでいって、「なんでこのショーは山口さんが行ってないんだろう?」と脳内にクエスチョンマークを浮かべながら、最後の最後に事情を納得した次第です。

本書のレビューの続きは、FaOI幕張の後になりますかね?タイミングを見ながら投稿していきます。

では、また明日!

Jun


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コメント

  1. おの より:

    こんばんは
    矢口さんのインライで毛受さんが少し困ったような表情だったのは、山口さんが病気だったからハッキリ言わなかったんですね
    後遺症があるとの事
    私の友人も同じ病気に突然なってびっくりしました
    でも、これからが大変ですが、何とか頑張って欲しいです
    マガジンだけは必ず買っています
    羽生さんもファンのことも大事にして下さった方ですから

    少し落ち着いたようでホットしましたね いよいよ明日からファンタジーですが、私は土曜日だけ当たりました
    今からワクワクしています
    Junさまは行けますか?

    • Jun より:

      おのさま

      我々ファンが一冊でも多く買うことに、マガジンの存続が懸かっていると言えるかもしれません。

      FaOI幕張は日曜日のライブビューイングに参加予定です。土曜日の公演、ぜひ楽しんできてください!