番組のオフィシャル企画です。こんなの作ってたんですね!
最近、「日本統一」の匿名掲示板を発見したら、面白い書き込みが目に止まりました。
・「初代龍征会が三上組入る前の全盛期で600人の設定だったはず。自分の住んでる所にそんなのいたら怖すぎだよな。何回か見返してるんだけどヤクザ版の水戸黄門だよな。トラブル起きて暴力と外交で解決してシャンシャン。時代劇が好きな老人の気持ちが分かってきた」
・「昨今の地上波展開で本宮かなんかが「もはや任侠ファンタジー物だ」みたいなこと言ってた気がする。正義の極道が腐れ外道を成敗して堅気を助ける、みたいな話になってると」
もっと言うと、少年マンガ誌の「不良モノ」の延長線上にあるなと。古くは、ジャンプの『ろくでなしBLUES』、最近だとマガジンの『東京リベンジャーズ』のような「ワルたちの男の友情」を、極道モノという舞台でやっている。
ただ、東リベの場合、稀咲を成敗するまでは面白かったんですが、そこからは作者が明らかにやる気を失って、伏線も回収しきれず無理矢理終わりましたが、こっちは制作陣に「とことんまで続けてやる!」という意思があって、だからこそ「水戸黄門」的という感想があるんだと思います。
個人的に不満もまったく無いわけではなくて、主人公の氷室蓮司は、第一話なんてイケイケの武闘派キャラだったのに、そこから「頭脳派・策略家」キャラに転向していく過程の説明が足りないかなと。相棒の田村悠人が最初からイケイケだったので、二人を対比させたかったんだろうけど、もうちょっと何かあっても良かったのでは?と。
まぁ、でもそれを言ったら、氷室は作中では結婚して子どももいて、初期の頃は家で嫁さん&小さい子どもとくつろぐシーンもあったんですよ。でも、いつからかそのシーンが全く無くなって、それこそ、「半沢直樹」も「2」になったら、嫁の上戸彩は出てくるのに、子どもがまったく出なくなった件と似ています。メインストーリーではある程度の時間の経過を盛り込む必要がありますが、それに合わせて子どもの成長も描こうとすると、子役も替えなきゃいけないし、家庭内のテーマで何話か作る必要も出てくる。「無かったことにする」というのは、ドラマ制作の現場ではわりとあることなんだそうです。
上記の「集中講座」は、現在4本出ています。ただ、各種ストリーミングサービス(アマプラ、アベマ、ネトフリ、Hulu、U-Next等々)で視聴できるので、講座は1本だけに留めて、ぜひ本編を1から全て視聴していただきたい。氷室&田村のコンビ、かっこいいですよ!二人ともに、男の理想です。
録画したFaOI神戸最終日は見る時間を取れなかったので、明日やれたらと思います。
では、また明日!
Jun