「an・an」(2019年1月30日号)感想

「an・an」(2019年1月30日号)感想

まず一読して、羽生君の記事に関して言えば、すごく硬派な仕上がりになっていますね。折山淑美さんの堅実なテキストがけっこうなボリュームで収録されていて、フィギュアスケート専門誌にまったく負けていません。やはり、誰が書くかが大事ですね。

CiONTU、FaOI、H&F、トロントメディアデー、そしてシーズンインまできっちりフォローしています。折山さんは、羽生君の発言を丹念に引用していて、特に、FaOI前半戦の、ケミストリーとのコラボレーションに対する羽生君の考え方は必読ですね。プロスケーターでもないのに、アイスショーに対して、ここまで真摯に向き合える現役選手は世界でも彼以外いないんじゃないでしょうか。

「an・an」といえば、羽生君のスタジオ撮影のショットが入ることもあったわけですが、ロステレでの怪我があって、羽生君サイドから断りを入れたのかなと想像します。だから今回の「an・an」は、能登さんの写真を全面的に使ったのだなと納得しました。

その代わりと言ってはアレですが、友野君&島田君の二人はしっかりオリジナルのショットで、「おめでとう!」と心より拍手を送りたいです。

そうそう、まったく期待していなかった小塚君の解説ですが、メドちゃんについて「以前は演技というより作業という感じがしていた。いまの彼女の演技の方が好き」と思い切った発言をしています。ただ、これは、SPが「トスカ」に変更になる前のコメントのような気がしますが、どうなんでしょうね。

では、また明日!

Jun

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コメント

  1. ととちゃん より:

    撮り下ろしがなくても、今季は仕方ないですよね。そのなかでクリケットのショットは空気感まで伝わってきて、いいなぁと思いました。

    小塚氏のコラム、女子については妥当ですね。ただ、メドベが本当に楽しんで滑っているのかは最近では ? なんですが…。追い詰められているように感じて、ちょっと辛いです。

    男子評…「全てのエレメンツが綺麗に繋がって淀みなく流れる」のは高橋選手ではなく、羽生選手でしょうと言いたいですが、同じ内容を違う表現で羽生、宇野両選手に関してもコメントしてるんですよね。全員上げる為の苦肉の策でしょうか(笑)。あまり参考にしてないので、構いませんが。

    島田くん友野くんの2人がこんなに素敵に取り上げられたことは、フィギュア専門誌でもなかったのでは?anan読者層にファンが増えそうですね。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      男子評については、私も「誰の何を言っているのか?」と読んでいてよく分からなかったのですが、まぁ、元から期待していないのでどーでもいいですね。

      今日は髪を切りに言った際、女性スタッフの方とフィギュアスケートの話になったので(ブログのことは一切話していません)、「an・an」を勧めておきました。

  2. sennin より:

    anan今回はとても充実していて良かったです。コンビニで売っているのでそれも便利、といっても冊数が少ないのか売り切れ店がありました。写真は能登さんですので表紙のものや他聞いていたためいつもとは違う思いでジックリ観察してしまいます。オータムの写真は使ってないことに納得しました。シークレットが辛い…。折山さんの記事が読み応えありましたね。私もコラボレーションのところ流石に結弦君だあと思いました。ここまで詳しく記事に出来る折山さんも素晴らしいです。自分で聞いた事をしっかり書いて下さるところがいいですね。
    友野君と島田君の部分は特に新しいところは無いように感じましたが、記事にしていただくだけでも写真も良かったですし嬉しいですね。あんまり期待していなかったので期待外れ?の感じで購入して良かったです。(3人の所しか読んでおりませんが)

    NHKカルチャーは能登さんや田中さんでは足りないのか?長久保さん、小海途(神)の撮ってもいい?話しも講座開始なばかりか、伊藤聡美さんの年間計画まで発表されました。講座に参加したいのでTwitterとかチェックしていたら、なんと小塚さんの講座までやるようでフアンの方は嬉しいかな?銀板解説となってましたが、他に沢山いるのでは?という感じもします。それより、菊地先生の話でも結弦君に支障のない範囲でやってくれないものかと思いますけどね。そう言えば本の出版はどうなったのでしょうか?

    • Jun より:

      senninさま

      島田君の所は、ランビ先生からのメッセージをよく取ってきましたね。メンチカツの話がかわいかったです。

      NHKでは、長谷川仁美さんのようなライターさんも講座をやっていた記憶があります。しかし、スポニチの二人に声をかけるということは、NHKのスタッフは相当なゆづオタと見てよさそうですね。だったら、本体の番組をちゃんとしていただきたいです。29日の番組がどんな仕上がりなのか楽しみですが。

  3. おの より:

    ananが真面目に書いてくれて、ほっとしてます
    いつからか、ananってセクシー系の本?
    と言うイメージが一時期ありましたね
    心配無用ではありますが、アスリートとしてちゃんと扱ってくれて良かったです
    アイドル並みのルックスなので、そちら系を期待している方も多いのでしょうか?
    スケートに興味の無い方も少しはもってくれるといいなぁ~と思います

    友野君、島田君、とても可愛らしく撮れてますね
    ファンが増えてくれるといいなぁ~と思います

    小塚さん、これは色々ある前に決まっていたのでしょうか?
    まさか解説するとは思って無かったで、ちょっとびっくりしました

    • Jun より:

      おのさま

      元来しょーもない軽薄な特集で話題を集めてきた雑誌ですが、そもそも雑誌自体が売れていないこともあって、あの路線を続けていても、部数をさばけなくなっているのかもしれませんね。

      この際、アイドル扱いでもなんでもいいですよね。日本男子の若手選手はまだまだ知名度が低いので、他の雑誌もこれに便乗して、友野君や島田君を皮切りに、もっと頑張っていただきたいです。

  4. カラバッチョ より:

    ananの折山さんの羽生君の選択の目の高め方を調べていて、此方のブログに行きつきました。
    初めてコメントさせて頂きますので、宜しくお願い致します。
    確かに折山さんの的確かつ冷静に羽生君を追ってGPS始まりまでを網羅され、きちんと書かれているのが嬉しいです。
    羽生君はどの試合も全力投球、ショ-でも手抜きのない希有な現役選手です。
    汗だくになりながら、フアンの為、他の選手の為にも頑張り過ぎますね。
    ロステレ杯ではリスペクトするプル様の為、この試合に賭けた気持ちは理解出来ます。その後の試合に出られるか分からない状況だったのでしょう。
    ヤグディンさんやタラソワさんが懸命に応援下さったのは大変彼にも有難い事だったでしょう。思ったより重傷で、ワ-ルドまで静養、リハビリ、そして練習となっていますが、調整上手く行きますこと心から願っています。
    ロシアでは女子ジュニアが強いです。
    しかし欧州選手権で、コフトン選手やコリヤダ選手、サマリン選手のSPだけですが、素晴らしいですね。ザギトワ選手も怪我が良くなって来たのかジャンプ詰まりもありましたが、良かったですね。
    日本女子はシニアは互角に戦えます。ワ-ルドが楽しみです。
    又男子はボ-ヤン選手、ネイサン選手、宇野選手と多分激戦かと思います。そこえ願わくば羽生選手が何とか間に合わせて欲しいです。
    それにしても2連覇の偉業を成した羽生選手のロ-レウス賞カムバック部門でのノミネートをメディアが報道しないのは不思議です。どうでも良い事は多く流しますのに。
    上地選手のニュースは見ましたが、メジャーな競技との違いですか。
    大坂選手が成長部門で獲得なれば、添えて報道あるのでしょうか。あのアメリカでネイサン選手を除けてUSSAのアスリートオブザイヤ-は受賞なりましたのに、これも何故かスル-ですね。
    この辺りも是非お答えをお待ちしております。
    皆様宜しくお願い致します。

    • Jun より:

      カラバッチョさま

      はじめまして。コメントありがとうございます!

      最近アップされたJack Gallagherさんの都築先生へのインタの中で、都築先生は「自分のルーツは完全にロシアだよ」と答えていました。羽生君のロシアへの思いは「プルさんに対して」というだけでなく、他にも、ロミジュリを手直ししてくれたボブリン夫妻、ノッテステラータをプレゼントしてくれたタラソワさんも含めて、自分のフィギュアスケートのルーツとしてのロシアへのリスペクト、ロシアへの恩返しの意味で、ロステレのフリーは強行したのかなと思っています。義理堅い男ですからね。

      カムバック部門の例の賞については、選ばれればたいへん名誉ですけど、ジョコビッチとかもいましたから、あそこに名を連ねるだけでも凄いことですよね。テニスのことはよく分からないですが、修造さんと伊達さんが第一線を退いた後、錦織君が出てくるまでは「冬の時代」でした。ましてや女子で世界トップを争う選手が日本から出てくるなんて、いまだに信じられないです。
      いまの大坂選手の躍進は、羽生君の活躍に勝るとも劣らないし、「羽生よりも凄い」という意見があっても不思議じゃないと思います。