
Jack Gallagher氏の「Ice Time Podcast」は、Jack氏が日本通ということもあって、我々日本のスケオタにとって非常に興味深い人選で、今回の都築先生のインタで9本目となります。
42分ほどありますが、通訳が入っているので、そこまで長さは感じません。都築先生のフィギュアスケートとの出会い、佐野稔さんへの指導の話から始まり、羽生君についての質問は、10:30辺りからなので、そこからでも良いと思います。
まぁ、けっこう知っていることが多いんですけど、21分辺りから、都築先生が厳格な指導者であるということから、Jack氏が星野仙一さんについて言及していますね。
私もかつて名古屋に住んでいたので、ドラゴンズ優勝と星野監督の胴上げもリアルタイムで見ていますが、星野さんは「打倒巨人!」をスローガンに掲げて自分が先頭に立って、選手を鼓舞するような役割を演じていたので、猛練習を選手に課して「選手は監督に絶対服従」ってだけの監督ではなかったです。
都築先生も「スパルタ的な指導は必要」と、ここではおっしゃっていますけど、それは、佐野稔さんを指導していた頃の話。トレーニング方法が確立されていないので、たくさんの無駄な方法を試行錯誤して、結果的に長時間で根性論的な練習になったということだと思います。しかも、都築先生が今回もおっしゃっているのは、親御さんの理解と協力が無いと、フィギュアスケーターは成立しないという点。なんといってもお金がかかる。例えば、高校野球の強豪校のように、学費免除で寮生活をして野球だけやってればいいという、そういう構造にフィギュアスケートはなっていない。
そして、都築先生はやはり、日本のフィギュアスケートの環境面・教育面に対して、革新的なアイデアでもって、「羽生にはフィギュアスケートを変えてほしい」という願いがあるようです。以前、読者の皆様とも議論しましたが、「ただのコーチ」というわけにはいかないし、「ただリンクを作ってクラブを運営する」というのとも違うし、もちろん政治家になってスケ連の会長なんてやるんじゃなくて、具体的に何かは分からないけど、「誰も思いつかなかったような新たなアイデアを実行する」ということなんだと思います。
この話を以前したときには思いつかなかったですが、国もスケ連もケチだけど、白岩優奈ちゃんのクラウドファンディングに1480万円も集まったことは、何かヒントになるような気がします。あのお金からスケ連が一部ピンハネしているというのは面白くないですが、まぁ、この辺りも改革してほしいですね。
個人的な希望としては、ジュニアやノービスのスケーターがもっとアイスショーに出られる機会を増やしてほしいのと、そこにファンディングのようなものも組み合わさって我々が「応援する」という形になって、しかも、そこに「羽生結弦 presents」なんて冠がつけば、お客さんは集まると思うんですよね。
ずいぶん脱線してしましました。最後に川畑さんの話がチラッと出ていました。青木さんの方が先に頭角を現していましたし、「(川畑さんのブレークは)遅いですよ」と言ってましたね。都築先生も川畑さんには大いに期待しているはず。私も、彼女には大注目しているので、来季JGPシリーズでの台乗り&ファイナル進出を目指してほしいです。
では、また明日!
Jun


コメント
奈々美先生が表に出ない今、都築先生は 羽生選手と親交を持ち、しっかり言及出来る数少ない国内関係者の1人だと思います。
これだけの重鎮が高く評価しているにも関わらず、国内での羽生選手には どうしても孤高感が拭えません。
そういった意味でも 彼が将来活躍する場は
海外なのでは、と思ってしまうのです。だとしたら、現在ノミネートされている賞を受賞出来れば 海外の仕事という側面からも、役に立つでしょうね。
一方で 故郷に寄せる思いがひとしおなのも分かります。junさんが仰るように、羽生選手の名前でクラウドファンディング等を利用すれば、アイスリンクのひとつぐらい、建つかも知れませんね。
何れにせよそういう大きな夢を見させてくれる選手を応援出来るのは幸せだと思っています。