マイレピ YUZU DAYS(第33回)

マイレピ YUZU DAYS(第33回)

今日は、第33回「羽生結弦に31の質問」(4/8更新)を見ていきます。前回のレビューについては「こちら」をどうぞ。

31の質問をざっと見てみました。まず、おっ?と思ったのは、「15番」の「『そうですね』というのが口癖です」の部分です。

実は、この「そうですね」を頻繁に口にする職業が、将棋のプロ棋士なんですよね。藤井七段や羽生九段はもちろん、トップ棋士のタイトルホルダーから女流棋士まで、「そうですね」で前置きしないと発言できない「職業病」という感じがします。もし、羽生先生と羽生君が対談することがあって、ノーカットの映像で流れたら、「そうですね」の応酬になると思います(笑)。

あとはやっぱり、そりゃ、修造さんと話が合うはずだわ・・・と思える、熱さをもった答えが見られますね。

07の(どの涙が多い?)には「『悔し泣き』が多いです」、08の(自分を3つの単語で言うと?)には「頑固、わがまま、ストイック」、27の(「男らしさ」をひと言で言うと?)には「一心不乱」、30の(日本のカルチャーで好きなところ)には「根性論」と、知ってはいたことだけど、改めてこのように並べてみると、あまりに男くさくて笑っちゃいます。

こういう羽生君の性格的な特徴は、フィギュアスケートというスポーツの性質や、女性ファンが多いこともあって、実は一般的にほとんど知られていない部分なんですよね。彼は平成生まれの年代にも関わらず、昭和的なスポ根的価値観、週刊少年ジャンプ的なポジティブな未来志向のメンタル、これらにピタっとハマる古風な所があって、そこも、私が彼に親近感を覚える所です。

このマイレピの「質問」は、もちろんさいたまワールド前に行われたものでしょうが、ワールド後の「ある程度まとまったボリュームのコメント」もそろそろ欲しいですね。

この田中さんのツイが4月2日ですから、4月中にジュエルズの新刊が出ればいいな・・・と思っています。

では、また明日!

Jun

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コメント

  1. 名無しの猫 より:

    昭和的なスポ根、外見の麗しさと違い最初は驚きました。
    ニースおちですが、演技以外の情報を求めて彷徨いはじめた頃、僕ではなく、俺って
    言うんだ!と意外でした。
    今はしっくりきますけども。

    ジュエルズですが、某所で、5月16日発売というのを見かけました。
    確定の情報ではないかもです。
    少し遅いな、という印象もありますが、10連休を挟みますから、その間出版関係は
    止まるのですかね。

    • Jun より:

      名無しの猫さま

      最近では、あの修造さんに、「熱いだけじゃダメ。強くならないと!」と宣言したぐらいですからね。メラメラ燃えてグラグラ煮立っていることでしょう。

      ジュエルズの情報、ありがとうございます!連休により、編集・出版のみならず、印刷・配送・販売、いろんな機能がストップしますから、その日程は仕方ない部分もあるでしょう。
      じっくり納得の行くものを出していただきたいですね。

  2. Fakefur より:

    「そうですね」は大相撲の曙関も多用していました。彼にとって日本語は外国語なので、回答を考える時間を稼ぐのに良い方法だなと思ってました。

    羽生選手も棋士も多弁ですし、思考を一旦棚卸しして、言葉へ変換する時間が必要なんでしょうね。相手を肯定するわけでもなく、否定するわけでもなく、いろんな場面で応用できそうです。

    • Jun より:

      Fakefurさま

      曙のことは知らなかったですが、正確な内容を誠実に伝えようと思うからこその「そうですね」だと思っています。

      将棋の棋士は本当にみんな「そうですね」合戦なんですが、羽生君がそんなに使っているイメージは無かったんですけどね。

  3. ととちゃん より:

    日本人記者会見でも、根性論に肯定的でしたね。羽生選手には、データを集め分析し考察した上で、理論的な裏付けのあるトレーニングを積み重ねているイメージがあり、そういった点では先進的なのだと思います。でも、根っこのところを支えているのは、こうした精神面での価値観であり、そこが彼の強みなのでしょうね。

    junさんが そうした部分に惹かれると仰るのは良く分かります。ちなみに、最初否定的だった私のパートナーは、平昌後の記者会見で
    随分見方を変えたようでした。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      てか、他の男子スケーターがどいつもこいつも酷すぎる・・・ってのがあるかもしれないですね(汗)。

      日本での女子スケーターは、才能と根性の両方を持ち合わせないとのし上がれないですから、羽生君が突然変異であって、やっぱりフィギュアは女子のスポーツだなと改めて感じます。

  4. マリィ より:

    こんにちは
    そうですね、で会話の応酬に考える時間をかける、いいですね参考にしよう。
    「えーと」もよくインタで書かれてますね
    それも同じようなことかな。
    羽生くんの外見だけではファンですって言うほどでもないでした。
    やっぱり根性のある所や、分析したり頭脳派な聡明さに惹かれます。
    まだまだ知り得ない性格もあるかと思いますが。
    時折垣間見せる負けん気も誰よりも負けませんよね。
    まぁ一般的にあんなに男らしい性格の持ち主とは誰も思いませんよね。
    紀平さんもよく分析してり負けん気もあり、ちょっと似た感じを受けます、私的に。
    まぁトップを取ろうとする人は少なからずそうだとは思いますが。

    ジュエルズ楽しみですね。
    写真セレクト作業楽しそう。

  5. マリィ より:

    語弊があるかもなので補足するとスケートも素晴らしく、外見だけでも素敵は素敵でした。
    性格を知って更に好きになったというほうが正しいです。
    コメントも素晴らしい羽生くんが羨ましいです。

    • Jun より:

      マリィさん

      こちらにまとめて。女性目線だったら、外見から入って当然ですよ。いたって自然です。

      私は、彼のアスリートとしての実績から入って、日本人離れしたそのスタイルあってこその規格外の表現ですし、そして心の強さにも惹かれました。私も紀平さんには期待しています。それぐらい、スケートに人生を捧げないと、ロシア勢には勝てないですからね。