フル音源は「公式インスタ」でご視聴ください。こちらがアップされたのは、7月20日（水）18時だったので、決意表明会見の翌日でした。当然、あの会見よりも前に収録されているはずですが、「まっさらになって、原点に立つ。」というタイトルと、この第七夜が「セカンドシーズン」の1発目でしたから、もしかしたら、プロ転向の思いが込められているのかも？と想像していました。
羽生さんの心の中を読めるわけでは無いので、100%正確な解釈はできませんが、ここではそのような意図は込められていなかったように感じます。むしろ、「まっさらになることの難しさ」を語っていますね。
僕がスケートに対して、まっさらになれるかと言われたら、無理だと思います。でも、原点に立つためには、まっさらな時にしか感じられない気持ちや、初めてだからこその楽しさとか恐怖とか、いろんな思いが自分の中に無いと原点に立てないと思っていて、完全にまっさらな頃の自分にはなり切れないのですが、たまに昔の写真やビデオを見て、その頃の思いとか風景とか、そういうものを思い出しています。
ただ、羽生さん自身が「スケートに対してまっさらになること」は難しいとはいえ、私たち一般人に対しては、「日常だとまっさらになれることって、意外と多いですよ」「いままでやってこなかったこと、見たことないもの、何か新しいことを感じるときは、ぜったいまっさらです」「もし機会があれば、スケートをしてみてまっさら体験をしてみてください」と推奨されていますね。
新しいことを始めるのは楽しい部分もあるんですが、それを続けられるずに挫折することも多いですよね。私も、「メタルジョギング・チャレンジ」というものを3月1日から開始して、途中、最長で2週間ぐらいサボった時期もありましたが、休んでしまった自分を責めずに、のらりくらりとやると、さほどストレスを溜めずに続けられるのかなと。そう言えば、最近体重計には乗らなくなりましたが、血圧はできるだけ測るようにしていますね（笑）。
ダイエット全般に言えますが、食事でも、筋トレでも、有酸素運動でも、体重を基準にするのはよくないなーと思います。ちゃんと頑張っているのにまったく数字が変わらない自分。一方で、「運動なんてまったくしないし、食べてもぜんぜん太らないのよー」なんて人もいる。なんと世の中は不平等で不公平なのか。むかつきますよね。
「まっさら体験」をどう継続に結びつけるか。他人は気にしない。数字も気にしない。続けている自分を愛する。そうすると、ストレスも溜まらないのかな・・・という気がしています。
では、また明日！
Jun
