GPシリーズ続報など

GPシリーズ続報など

なんだかごちゃごちゃ色々言われていて、どうせこの通りにならないのでしょうが、簡単にまとめておきます。

・6大会(スケアメ・スケカナ・中国杯・フランス杯・ロステレ杯・NHK杯)を予定通り開催。GPF(中国)は今後協議。

・各大会の出場者は、「開催国の選手、開催国に練習拠点を置く選手」に制限する。派遣選手はこれから選定。

以下は、ISUのラケルニク副会長の談話。

一人の選手が出場できるのは一大会のみ。総合順位はつかない。

・ファイナル進出の基準は未定(8/28の理事会で設定)

GPファイナルの日程は当初予定の12/10-13から延期になる可能性がある。このファイナルは北京五輪のプレ大会となる予定。

いちおう、こんな所でしょうか。まー、いろいろ議論がありますよね。例えば、かりに羽生さんがスケカナに出場するとして、おそらくテクニカルとジャッジはすべて開催国のカナダ人になるはず。それはその以外の大会でも同じことで、はたして採点の透明性を担保できるのか?

もう一つは、N杯を大阪で開催するとして、じゃ、具体的に誰が出るのか?例えば、男子シングルに日本から3人、女子シングルも日本から3人出たとして、他は・・・?そもそも日本拠点でN杯に出られるレベルの外国選手って誰よ?って話ですよね。

こちらの時事通信の記事によれば、9月に参加選手とチケット販売の概要も発表するのだという。え?無観客じゃないんだ?とビックリですが、まぁ、本当の所は8月下旬~9月上旬にならないと分からないですね。

さて、専門家で今回の件でコメントしたのは、稔先生が最初でしょうか。

ISUの判断には驚くと同時に、よく決めたと感心した。ジュニアGPシリーズは全て中止。本当にGPシリーズができるのか不安もある。開くなら無観客にするべきだろう。北京で行われるGPファイナルはプレ五輪を兼ねており、それに向けて実施したい意向があるのかもしれない。

渡航に伴う自主隔離期間が2週間あった場合、練習で感覚を取り戻すのに相当の時間を要する。練習や実戦不足の選手のシーズン初戦がGPシリーズとなればふびんだが、どこかで前に進まないといけない。

開催自体に反対はしていないけど、クリアすべき課題についてはしっかりおっしゃってますね。私も基本的には同じ意見です。やるんだったら無観客。そして、「14日隔離」の件をどうするのか。じゃ、国内拠点の選手だけを出場させて、GPシリーズの名に値するレベルを維持できるのか?

問題山積です。ただ、これでしばらく新情報は出てこないかな?という気がします。

2日目に入って、藤井棋聖がジワジワとリードを広げて、そのまま勝ち切るかという所で、最終盤でミスがあって、一時互角に。木村王位がAIの示す最善手(超難易度の高い応手!)を指し続けられれば逆転もあったんですが、人間には難しいです。これで、藤井棋聖の三連勝となりました。

第4局は8/19-20に福岡での対局が予定されていますが、明日から愛知県では緊急事態宣言(8/26まで)が出されるようで、第4局は延期になるかもしれません。その場合、第5局(8/31-9/1)の徳島対局が次局ということになります。

では、また明日!

Jun


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