藤井王位、今日も対局!(王位戦第三局2日目)

藤井王位、今日も対局!(王位戦第三局2日目)

写真は「王位戦中継ブログ」からお借りしました。ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」で。

1勝1敗で迎えた第三局は、王位戦神戸対局ではお馴染みの「中の坊瑞宛」(有馬温泉)です。藤井王位の注文した「神戸牛ちらし」は、ご飯は酢飯ではなく白米だそうです。ホテル内の和食レストランで「3,740円」となってますね。サッパリ食べられそうで、なかなかいい感じです。

本局、先手番が豊島九段なので、戦型は豊島さんが選ぶことになったんですが、角換わり腰掛け銀でもやや古風な形に誘導します。途中までは、25年前の羽生・谷川戦の前例を辿っていました。

しかし、藤井王位はこの将棋を知っていたのでしょう。さほど考慮時間を浪費することなく、豊島さんにピッタリ着いていって、ほぼ互角の形勢で1日目を終えました。

藤井王位は本局が20歳になって初めての対局ですが、いつも通りの様子に見えますね。2日目はお互いに激しく攻め合う展開になると思いますが、どの段階で相手を引き離すか。勝負は今日の午後以降になることでしょう。お時間があれば、ぜひご覧いただければと思います。

メタルジョギング・チャレンジは83日目。VAN HALENの『Van Halen』(1978年2月)です。

私自身はギターはまったく弾けない人間なんですが、エディ・ヴァンヘイレンのこのド派手なギターサウンドを、高校時代に初めて聴いた時はビックリしたものです。

VAN HALENの音楽自体は、特にヴォーカルがデイブ・リー・ロス時代は「どってことないアメリカンハードロック」なんですよね。音程が不安定なデイブの野太い声に、スコーンと抜けるようなアレックスのドラムで、憂いも哀愁もない、明るいだけのロックなんです。でも、この異常に存在感のあるギターが奔放にバックで鳴っているので、凄い曲に思えてくる。結局一昨年、エディが癌で65歳で他界するまで、その音楽性は貫かれていました。

「曲は大したことないのにギターは凄い」という個性が、たぶん日本では、AEROSMITH、BON JOVI、GUNS N’ ROSES、MR. BIG辺りと比べると、やや熱狂的なファンが少ない要因ではないかと思われます。

本作では、やはり2曲目のギターインスト「Eruption」が、1978年当時の世界中を驚かせました。「これ、どうやって弾いてるの?」と、プロもアマもみんな研究したんだと思います。続く3曲目の「You Really Got Me」は、彼らの楽曲でも最も有名ですが、実はオリジナルはKINKSの曲。しかし、もはや「VAN HALENの曲」として認知されてます。

デイブが1985年に脱退した後、この「メタルの古典」シリーズでも取り上げた、元「MONTROSE」のサミー・ヘイガーが後任ヴォーカルとして加入します。「ちゃんと歌えるヴォーカリスト」が加わったVAN HALENは、若干「歌モノ」にシフトしていって、曲のクオリティは上がったものの、ややギターが目立たなくなり、「デイブ時代」と「サミー時代」はどっちがいいか?という論争は繰り返されてきました。私自身、若い頃はデイブの声が嫌だったんですけど、年を取るとむしろそこにワイルドさを感じてきて、今では圧倒的にデイブ時代の作品ばかり聴きますね。

実は、2012年に発売された彼らのラスト作『A Different Kind of Truth』は、デイブを呼び戻して制作されました。21世紀仕様のハイクオリティなサウンドで、エディがこれでもかと弾きまくっているので、実は、このラストアルバムこそ私の一押しです。12年のMVでは、さすがにデイブはおっちゃんになってますが、エディのギターソロはめちゃくちゃカッコいい。今でも日常的に聴いている一枚です。

では、また明日!

Jun


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