藤井竜王、今日も対局!(王将戦第二局2日目)

藤井竜王、今日も対局!(王将戦第二局2日目)

1日目が終了しました。渡辺王将が指した51手目の▲3四角が意表の一手で、これに藤井竜王が148分の大長考。藤井竜王のプロデビューは、あの2016年12月24日のひふみん戦でしたが、この148分はプロ入り後の最長時間の長考だそうです。

▲3四角が指された直後、それまでAIの評価でもほぼ互角だった形勢が、ガクっと藤井竜王に傾いたんです。つまり、AI的には「渡辺王将の指した▲3四角は悪手ですよ」ということなんです。その▲3四角を咎める手として、AIがまず推奨したのが△3六角という応手で、解説の八代弥七段と聞き手の貞升南女流二段が△3六角以下の変化を何度も検討してくれていたんですけど、どうも、はっきりと「藤井良し」になるわけではない。

こりゃ、「AI的には悪手の▲3四角」は渡辺王将が準備した「罠」で、「△3六角を誘ってるのでは?」という気がして、私も中継を見守っていました。すると、148分の長考の末、藤井竜王が指したのは△8八歩という別の手でした。AI的に△8八歩は、△3六角とともに有力な候補手として挙げていた一手。藤井竜王は当然△3六角と比較していたはずですが、なぜ△8八歩の方を選んだのかは、興味があります。

その後、パタパタと進んで、藤井竜王やや有利で2日目を迎えます。まだまだ二転三転しそうな将棋ですので、2日目が楽しみです。

そうそう、将棋めしについてですが、「私の予想」に反して、渡辺さんが「一人鍋」してるじゃないですか!「雲海鍋」は宿泊プランにもあったのですが、まさか対局者のメニューにあるとは思いませんでした(笑)。今回はスウィーツも注文していて、ダイエットは上手くいったのかもしれません。

では、また明日!

Jun


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