ロシア杯第4ステージ(女子FS)感想

ロシア杯第4ステージ(女子FS)感想

ロシア杯の女子フリーです。「フィギュアスケートYouTube動画Blog」さんもご参照ください。

トゥルソワ」。フリーは171.21で1位。合計248.63で優勝。クワドだけで言うと、「4S 4Lz 4T 4T-Eu-3S」の4本でしたか。映像を見る限り、回転が足りてそうなのは3連コンボの4Tで、4Lzと転倒した単発の4Tは正直どうかな?という気もしますが、この構成を最後まで滑りきったことが立派ですよ。

3連コンボの後に、3Lz-2Loを転倒していましたが、さすがに無理する必要もない気もします。そして、フリーには3Aを入れないつもりかもしれないですね。現状では、確率的にクワドの方が高そうですから、この方がいいでしょう。

「私にはこの道しかない!」という覚悟と気合いを感じます。頑張ってほしいですね。

コストルナヤ」。フリーは148.16で2位。合計226.31で2位。フリーも3Aは回避。注目のシェイのプロを初めてフルで見ましたが、なかなか良いんじゃないんでしょうか。壮大な曲調のままでは終わらずに、フライングキャメルスピンを回った後、テンポが変わって、スケーティングスピードがさらに加速した感じがします。

ショートを見た感じでは、コンディション的にはイマイチかな?という気がしましたが、このフリーはとにかくスピードが出ていますし、いつも以上にリンクを大きく使ったスケートという印象。エテリのチームにいたら、こういうプログラムにはなっていないでしょう。

エッジが引っかかってバランスを崩した所も大した問題ではないし、そもそも3AをSP・フリー通じて一本も跳ばないで226点が出れば十分だと思います。今後、冒頭の静かなパートで3Aを2発決めたら、盛り上がるでしょうね。

しかし、チームを移ると、キスクラでの彼女もこんなに変わるんですね!本来は陽気な性格な子なのかもしれません。

フロミフ」。フリーは135.83で3位。合計212.72で3位。冒頭の4Sの転倒は、まぁこれは仕方ないとして、他のジャンプはしっかり決めました。

しかし、ちょっと不安になる部分もあって、ハイドロの所でこらえきれずに膝をついて崩れてしまってたんですよね。ワイプでデュダコフコーチが抜かれていましたが、いつも冷静な彼が「見てられない!」とばかりに思わず目を背けていたのはビックリです。エテリがいたらどうなっていたか、想像するだけでも恐ろしい・・・。この子もめちゃくちゃ細いので、やっぱり体力面が心配ですね。

フリーの最終滑走はコストルナヤだったんですが、映像は切れちゃってますけど、プルさんとロザノフコーチが握手してました。サンボの牙城を崩すべく、若き二人の指導者も頑張ってます。

では、また明日!

Jun


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