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タラカノワ。フリーは、映画「フリーダ」からの楽曲です。同一曲ではないですが、本郷理華ちゃんがシェイリーン振付でこの映画から選曲されたフリーを滑っていました。映画の内容が「瀕死の重症を負ったメキシコ人女性画家フリーダの一生」というシリアスなもので、キャラ設定にたいへん苦労した旨を、雑誌のインタで読んだことがあります。
タラちゃんも、パノワさんのチームに移ったものの、相変わらずの「荒々しさ」「危なっかしさ」は健在で、これはこれで彼女の強烈な個性なのでは?と感じています。エテリの弟子ばかり活躍していたら面白くないですからね。
サムソノフ。ジョシュ・グローバンの曲は、日本男子の中でも、須本君が採用していたり、人気が高い印象です。サムソノフ君は、おそらく、エテリがもっとも期待している男子スケーターで、満を持してのジュニアデビューなんですけど、SPとは別人のような、残念な内容でした。若さが出ましたかね・・・。演技後にしょんぼりしている表情を見て悲しくなりました。まだ子どもですよね。
スケーティングは上手な子なんですが、冒頭の3Aを転倒してから、ガタガタっと崩れたので、コレはもう、場数を踏んでいくしかいないですね。ライバルのミスを喜ぶのは本来いけないことなんですが、日本男子にもチャンスはあるぞ!という期待感が出てきました。
ルヒン。この選手もエテリの弟子なんですが、まだロシア代表としてJGPへのアサインは決まっていません。でも、なかなかなもんじゃないですか?
この「ムーラン・ルージュ」のYour Songは、フィギュアスケートのド定番の曲ですが、高さのある3Aは、SPに続いてかなり余裕を持って成功。この3Aなら、4戦目以降でアサインされてもおかしくないように見えます。
先日も書きましたが、男子ジュニアは3AをSP・フリーともに入れられるので、3Aを得意としている日本男子は大いにチャンスがあります。それに加えて、駿君を筆頭に、今季の日本勢はフリーにクワドを装備した攻めの構成ですから、現段階ではどこの誰が台乗りするのかまったく読めないですね。
さて、ロシア男子はまだ強い選手がいますので、引き続きレビューをしていきたいと思います。
では、また明日!
Jun
コメント
タラカノワ、随分大人っぽくなりましたね。前半のスピンの形が独創的で面白いなと思いました。荒々しさもありますが、気持ちよく見れました。クラウドファンディングを始めたようですね。思うように集まって、競技を続けられたらいいですね。
ルヒン、サムソノフよりかなり大きく見えます。見栄えがするスケーターだな、と。JGPにアサインがないなんて、ロシアは男子もレベルが高いですね。サムソノフも、この時期だから落ち込まなくていいでしょう。余談ですがロシア合宿した宇野選手に対するこの2人の感想が真逆だったので、面白いなと思いました。同じコーチなのに、考え方が全く違うことがあるんですね。
ととちゃん さま
その「感想」の件はあえて記事では触れなかったんですけど、そりゃ、あれだけ高さのある3Aを跳ぶ選手なのだから、そういう感想を持って当然だと思いますよね。
女子のワリエワには、正直いって日本選手が勝てるイメージがまったく沸かない一方で、男子はそこまで差があるとは思えません。駿君と鍵山君なら十分に戦えるはず!と期待しています。