2022年8月8日発売。定価「2,750円」。上記ツイの通り、写真提供は、望月仁カメラマンとアフロスポーツです。
廣済堂出版は、昨年夏に『REGROWTH』という羽生さんの写真集を突如出版したことで、ゆづファンの間でも認知されるようになりました。
しかし、羽生さんだけでなく、『ソダシ写真集 白く強く輝く』を出版したセンスが、個人的に見逃せません。しかも、Amazonの評価数を見ると、REGROWTHが「126」で、ソダシちゃんが「162」と、ソダシちゃんが羽生さんに勝っているのだから、嬉しい驚きです。
話を本書に戻します。数日前にTwitterのTLで、「オススメの写真集はありますか?」という最近ファンになったばかりっぽい方のツイを見かけました、リプ欄には、矢口本、小海途本、田中本はもちろん、レゾン表紙のLifeまで挙がっていました。Lifeは私は買っていないのでコメントできませんが、神カメラマン御三方の写真集はそれなりのお値段で、しかも、それぞれが「かぶらないよう」に独自性を出そうとしている部分もあって、私なんかに言わせると「3冊揃えてそれぞれを見比べるから発見がある」とマニアックな視点で楽しんで欲しいという思いがあります。
一方で本書は、初めて買う写真集として、なかなかオススメです。2021-2022シーズンの全日本&北京五輪をしっかり押さえつつ、MOIとEXも押さえて、移動時・練習中のショットも盛り込まれています。これだけで117頁までの大ボリュームです。
さらに、今年のFaOI幕張のショットが118~135頁で収録。オープニング、リアフェ、フィナーレで構成されていますが、オープニング衣装の写真はちょっと少ない感じです。今年は、ジュエルズのフォトブックもそうですが、公式以外の写真集でもFaOIの写真の使用許可が出たんですね。
そして、136~152頁で、ソチ五輪、平昌五輪のショットも収録。ソチは、EXのホワイトレジェンドから始まって、パリ散、ロミジュリ、表彰台。平昌も、スワン、バラ1、SEIMEI、表彰台という構成です。マニアックなファン視点なら、「これを足すぐらいなら・・・」と言いたくなりますけど、だからこそ、入門者向きの親切設計と言えるかもしれません。
お値段も「2,750円」とお得です。ちなみに、矢口本が「3,850円」、田中本が「3,300円」。小海途本は「2,860円」ですが、相変わらずアマゾンは在庫が無いので、やや入手手段が限られます(楽天は「即日配送」と出ているので大丈夫そうですが)。
では、また明日!
Jun