クリアファイルはすでに入手しているんですが、そちらは明日に回して、今日は雑談をいくつか。
今回の劇場版は、原作で言うと7巻辺りからの内容なので、そんなに急いで観に行くこともないかなーとは思ってます。もし、無限列車だけでなく、その後の上限の鬼との戦いまで入っていれば、煉獄さんが主役級で活躍するはずなんですが、どうなっているか・・・。煉獄さんは、鬼滅の中でも私の中で3本の指に入る好きなキャラなので、しっかり描いてほしいです。
「ズルズル引っ張らないで潔く完結したジャンプの大ヒット作」ってことでスラムダンクとの比較なんでしょうが、漫画の内容的にはあまり共通点はないです。私がスラムダンクをジャンプの連載で読んでたのは中学~高校辺りでしたが、クラスの女子が読んでたわけでもなく、基本的には男子だけで盛り上がってましたね。
一方、鬼滅は、小学校上がる前の女の子にも大人気ですから、読者層がまったく違います。しかし、けっこうバトルの描写は残酷だし、登場人物がほぼ全員不幸な生い立ちで、その不幸な過去も時代劇ドラマ風味な所もあって、言葉は悪いですが、ガキが読んでも分かんない所あるっしょ?という部分も無きにしも非ず。
描写に関しても、私が小学生の頃は、北斗の拳のアニメは、親に禁止させられてましたが、いまは親子で見ちゃうんでしょうかね・・・。当時の親よりも一回り老けた私ですけど、うーん、子どもに禁止はしないけど、晩飯食いながら見たいアニメではないかな・・・と。
で、私も最新巻の22巻は読みまして、12月発売の23巻が最終巻と告知されています。結末は知らないんですが、「こうなるだろうな」という予想通りになりそうなので、新たな漫画を物色中。で、上記の記事の中で週間ランキングが出ていますが、電子化されている作品ならば、いまは「コミックシーモア」などで第1話はほぼ確実に「立読み」できるので、便利な時代になりました。
これは買おうかな!と思っているのが「BURN THE WITCH」です。私は、著者の出世作にして大作「BLEACH」はまったく読んでないのですが、少年マンガらしからぬ雰囲気があるので、読んでみたいですね。
あと、キングダムの59巻がランクインしています。著者の女性スキャンダルでアマゾンのレビューも大炎上していますが、内容はめっちゃ良かったです。主人公たちが属する「秦」のライバル国の「趙」の大軍師の李牧(アニメ版だと森川智之さんがCVを担当!)が、国内の権力争いに破れて投獄され、悲惨な目に遭う様子が延々と描かれています。
李牧は、秦を何度も苦しめてきた、頭はキレるしイケメンだしとにかくしつこくてしぶとい戦略家で、こいつはやくしんでくれねーかな!とイライラするほどのキャラでしたが、この末路は気の毒でした。
でも、それこそが中国の歴史ですよね。どんなに優秀で高い志のある重臣でも、いや、だからこそ、無能で暗愚な連中に恨まれ妬まれ、裏切りやら謀略にハメられて悲惨な死に方をしていく。そういう歴史の残酷さをきっちり描いてくれるなら、キングダムはまだ生き続けることでしょう。女性問題の汚名は、漫画の内容で晴らすしかありません。
以前この本を持っていたような気がするんですが、昨日の夜に電子書籍版をポチって読んでみたら、抜群に面白い。
落合さんのドラゴンズ監督時代、もしかしたら現役時代をご存じの方もいるかもしれないですが、3冠王3回の日本プロ野球史に輝く大打者ですけど、実はぜんぜんエリートではないです。秋田出身で、東洋大学の野球部に入部するも「先輩がタバコをくわえたら後輩が火をつける」的な体育会文化に嫌気がさして退部し、そのまま中退。秋田に戻ってボウリングにハマりプロを目指していたが、東芝府中野球部の関係者に呼ばれて、社会人野球へ。25歳でプロ入りと、遅咲きの選手です。ただ、ロッテ、中日、巨人、日ハムと、45歳まで現役を続けました。
スポーツでも何でも、成功した人の「努力論」って、自慢話で終始しがちですが、この本はちょっと違います。もちろん努力をしているんだけど、そのプロセスのすべてにしっかりした理由がある。ほんの「10%」程度読んだだけでも、私の疑問に答えてくれる記述がいっぱいでした。
しかも、周囲の人たちの支えや、環境や運に恵まれたこともはっきり言っている。頭の片隅で、羽生結弦さんを思い浮かべながら、「突き抜けた結果を出せる人の共通点」として、当たり前だけど「日頃の積み重ね」と、本業のことだけに集中し技術を徹底的に探求できる能力とそれを支える環境、有言実行なところ(毎年開幕前に「3冠王を獲る!」と宣言していた)等々、頭に浮かびました。
まぁ、鬼滅よりも、個人的にはこっちの方がオススメかなぁと思います(笑)。
では、また明日!
Jun
コメント
鬼滅は分かりませんが、落合さんは勿論知ってます。練習もしない人で自分を貫くし今の若い選手の分析も鋭いですよね?
秋田工業でしたかね?あれも真面目に野球してなかったんでは?誘われたんだったかなあ忘れましたが、とにかく才能があるし三冠王3回をとるような選手なのに自慢はないって感じ?私は恐ろしいくらい凄い野球界の一人だと思ってます。本は読んだことないですけど…。
先日も奥さんとテレビに出てましたね?
Senninさま
とんでもない。落合さんは現役時代めちゃくちゃ練習する人ですし、監督になってからもドラゴンズの選手には球界一の練習量を求めていました。
「練習を嫌いとは言ってるけど、やってないとは言ってない」が口癖でしたからね。DeNAの次期監督の候補に挙がっていますが、どうかなぁ・・・チームカラーにはまったく合わない気がします。