リザルトは「こちら」。全日本のSPの私の感想は「こちら」で。
木曜の放送は、最終グループだけライブで見ました。羽生さんの演技を見た直後、スコアが出る前に私が考えていたのは、4Sのレビュー、ステップのレベル3、LMEYのPCSはまだ渋いだろう（＊平昌バラ1は「48.50」）ことを考えると、107～108点ぐらいかなと。だから、106.98というスコアはあまり驚かなかったし、PCSの47.96も国際大会で初披露プロということなら、まずまず出してもらった方かなと。ちなみに、4Sに加点なし、3Aに+2と渋ったJ1はイギリスだそうですね。弱小国のジャッジがトンチンカンな採点をするのは、例えば「メキシコのサーシャ・マルティネス」なんかが思い当たります。
他方で、ネイサンについては、4Lzの転倒だけでなくスピンのレベル2もあったので、さすがに100点は超えないだろう・・・と思っていました。ノーミスの鍵山君より上にするのはゴリ押しが過ぎるし、鍵山君とコリヤダとの間で、90点台後半、盛りに盛ってギリギリ99点台とかその辺だろう・・・と家族とも話していたので、「やっぱ、こんなもんだよねー」と。
今回、ネイサンのPCSについて世界でいろいろ言われているのは、やっと声を上げてくれたか！という感じ。ガンディさんの「男子SP分析」も上がっていますので、ぜひご覧ください。
話を羽生さんに戻しましょう。今回着氷が危なかった4Sですが、おそらく「天と地と」の4Sの方が安全に降りてくれると思うんですよね。スタミナ・コンディション面も問題なさそうですし、冒頭の4Loを成功させれば、かなりの高確率でノーミスしてくれると思っています。
フジテレビはなんとかの一つ覚えのように「4勝4敗」ばかり言ってますが、ロステレで松葉杖をつくほどの怪我から4カ月ぶりの復帰戦だったさいたまワールドや、過密日程で疲弊しきっていたトリノGPFとは、状況がまるで違います。そして、ISUの「ショートでは渋くつけるが、フリーでは帳尻合わせ的に適正スコアを出してくる」という採点傾向（!?）から、羽生さんがフリーでノーミスすれば必勝！と予想しておきましょう。
フリーでは最終滑走になったので、「フィギュアスケート速報」さんによれば、フリーの曲かけ練習では、金曜23:40頃と、土曜17:55頃に登場しそうです。しっかりしたランスルーは金曜の方でしょうか。仕上がり具合が楽しみですね。
ニッカンと報知だけ買いました。報知の方は、「写真提供・読売新聞社」とあったので、おそらく若杉カメラマン撮影のものでしょうね。さすがのカッコよさです。
では、また明日！
Jun
