リザルトは「こちら」。お写真は「スポニチ」の記事から、小海途神撮影のものを拝借。
フジテレビONEを契約したので、演技はそちら(実況・解説・カウンターなし)で視聴しました。衣装は、この「Let Me Entertain You」が収録されている、ロビー・ウィリアムスの1stアルバム『Life Thru A Lens』のコスチュームに多少寄せている感じでしたかね?
以下、演技を見て、プロトコルを見た直後の印象をまとめておきます。
・曲が始まって、どの段階で4Sの助走に入るのかなと思っていたんですが、けっこう引っ張ってから跳ぶ流れになってましたね。Otonalやバラ1は、もっと早めに4Sが配置されていたような気もしますが、私の気のせいでしょうか?4S自体は、初戦だし、新プロだし、コーチ不在でしたし、慎重に跳びにいったのは当然の判断ですよね。いつもほどの流れは無いように見えましたが、GOEは+3.05ですし、「q」もつかなかったし、まずまずだと思います。
・むしろ危なかったのは、4T-3Tのセカンドですよね。「103.53」というトータルスコアを見て、刺さっているとしたら、セカンドトウかなと思っていたんですが、セーフでしたか。でも、Otonalの4T-3Tもあれぐらいこらえていたこともあるし、まぁ、大きなミスにならずに、GOE+2.99をもらえているなら、良かったのではないかと。
・足替えシットスピンのノーカンについては、詳しい人がさっそく原因を分析してくださっています。ただ、夕方5時の時点の話ですから、さらに別の見解が出てくるかもしれません。ジャッジもこのような判断だとしたら、いま厳しく判定してもらってよかったのではないかと。ワールドでいきなりノーカンにされたら大変ですから。ちなみに、「昨年の全日本」のOtonalでは、このスピンで4.03点取れていたので、この分がゴッソリ減点ということですね。フライングキャメルスピンもレベルを落としていますか。
・3Aは文句なし。昨年の加点は+2.63ですから、今年(+3.66)の方が評価は高いですね。
ということは、スピンの取りこぼしがなければ、108点前後いきなり出せている可能性があったので、プログラム自体の評価は決して低くないと言えると思います。このミスなら、すぐに修正できるでしょう。
このプログラムを見ていて感じたのは、今回は初戦でしかも新プロということで、慎重に手堅く滑っていたのか?、あるいは、あえて「タメ感」「ドヤ感」を強調するためのゆっくり目な振付の流れになっているのか?、そこは本人の意図を聞いてみたいですね。Let’s Go Crazyと比べて、スピード感が若干足りない印象だったので。でも、むしろ、一つひとつのポーズをしっかり見れましたし、ある意味、羽生結弦の集大成的(EXのロック系プロ&パリ散の良い所取り)な雰囲気もあって、どこか懐かしさも感じました。
地上波の方を見るのは、これからです。後で追記するかもしれませんが、ひとまずここで切っておきます。
では、また明日!
Jun