ゆづファン的には、オープニング、マスカレイド、軽めのインタビューもいくつか収録されていて、十分に「捕獲＆保存」する価値のある内容だったんですが、1時間の枠に詰め込むために、他のスケーターの演技については、いやぁ・・・ものすごいダイジェストになっていましたね。
フルで収録されていた個人のプログラムは、荒川さん、紀平さん、ザギちゃん、そして羽生君のマスカレイドでしたが、現役選手を重視しつつ、仙台ゆかりの荒川さんを入れると、この人選しか無いという感じでしたか。
そして、やはりというべきなのが、この放送だと、末延さんのバイオリンの迫力が、現地で聴いた音量の3割ぐらいという印象。むしろ、武部監督のピアノの方が元気に躍動していたような気がします。
当たり前ではありますが、ToshIさんのヴォーカルは、やっぱり安定感抜群！「真夏の夜の夢」は、現地でもかなり余裕がある印象でしたが、フェイクも何も入れる必要がなく、この仙台初日もラクラクですねぇ～！
そして、入魂のマスカレイドの歌唱はやはり圧巻でした。羽生君の「手袋スパーン」も、幕張こそ「スパーン！」という擬音で表現できるものでしたが、仙台では、「ズドン！」というか、足元の氷にヒビでも入るんじゃないか？ってぐらい、振りかぶって投げつけていますね。マスカレイドを演じた後の疲労度が、公演を重ねるごとに明らかに増しているいる要因の一つになっているんじゃないかと。
羽生君のインタの中での、「宮城県民として、仙台市民として恥じないように、これからも努力していきます。また好きになってください。フィギュアスケートを好きになってください」という言葉が印象的でした。
ソチ五輪以降、いや震災以降と言った方が正確でしょうか、「ハンパな生き方はできない」ということなんですよね。「そんなに気を張っていたら、プツンと切れてしまうよ！」と、一般人目線だと心配な気持ちになるんですが、でも、「羽生結弦であること」が、彼が心身ともにベストでいられる原動力なのであれば、そんな彼を見守り、サポートしていきたいですね。
では、また明日！
Jun
コメント
こんにちは 更新ありがとうございます
私は仙台初日に行きましたので、これだったと思います。
すでに幕張の噂は観客皆が知ってましたので盛り上がり方が、期待にたがわず、っていう感じです。その主なツールはSNS。
何かの記事で、「羽生選手はSNS時代のスターである」とあったんですが、確かにそうですね。もちろんもっと上の世代だってSNSで取り上げられてます。というか、いまは一般人でもいきなりSNS上で超有名人になることも可能です。
「仮面の下にも仮面がある」「みなさんがイメージする羽生結弦であるように」という発言はなにもSNSだけを意識したものではないだろうけど、ぴったりはまるじゃないですか。
そして本人とその近しい周辺はSNSのアカウントを一切持ってない。企業からオファーされたときだけ限定で流す。幻の鳥のように若い選手たちのインスタにときおりひらりと姿を現すだけ。
たしかに彼はSNS時代の寵児でスターですねえ。ほんとに賢い。あの若さで自重を知ってるんだから・・というより本能的なものなのかもしれない、と。
みつばちさま
ネットで一儲けしようと考えている人ほど、良くも悪くも、必死にネットにしがみついているんですが、羽生君はもちろん、彼の家族や親戚含めて、まったくネットで情報発信をしようとしない所は、凄いなと思いますね。クリケットの「鉄のカーテン」と言われますけど、まさに羽生家も「鉄のカーテン」によって、絶対に情報を漏らさないという感じで徹底しているのでしょう。
クリケットとうまくやってこれているのも、その辺りの「相性」と「信頼関係」がベースにあるからかな？という気もします。
仙台公演結弦くんでさえマスカレイドしか放映出来ないのですから殆どのスケーターはダイジェストも仕方ないかと思いました。2年前の新潟は確か八木沼さんの番組で結弦くんしか放映しなかった記憶です。(昨年は違いましたが)ダイジェストは勿体無い気持ちもありましたが、時間の枠内で上手く構成されていたかと思っています。結構楽しめました。
テレビ局も色々と難しいのでしょうね？私の実家がある新潟もテレ朝系列が無さそうなんですよね？ただ、GPFは放映してくれてるので助かってます.。
末延さんのバイオリンの音色小さかったというより「末延さんいる？」て探したほどでした。
それにしても、地元の観客をがとても多くて男性も沢山来てました。それくらい羽生結弦のスケートを観たいと思っていらっしゃる方々が多いということだと思うんですけど、真壁さんもどうしてもっと早く仙台を入れなかったのか？座長やってるくらいなんですから毎年実施しても良さそうなのにというのが私の感想です。
senninさま
つい最近、「ファンタジー・オン・アイス」のwikiを見ていて、公演地の変遷を確認していました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%82%B8%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%82%AA%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%82%B9
最初の頃は、福井のみとか、福岡のみという年もあるほど小規模なものでしたが、2014年から幕張が、2015年から神戸が加わり、両都市は以後レギュラー公演地となります。
来年、神戸は会場変更となるようですが、関東、関西、北陸、この3ヶ所に、プラス1～2ヶ所という感じで行くんだと思います。個人的には、私も仙台は毎年あってもいいと思いますが、まぁ、そこはチケットの売れ行き等のデータがあるはずで、そこと照合して、ということになるでしょうね。
TOIも担当してくれた金澤アナのお帰りなさいから始まり、温かい気持ちになりました。
羽生選手も、やはり格別に嬉しかったのではないでしょうか。改めて5年の間の進化の凄まじさに圧倒される思いです。仙台の人にとっては正に我が街の誇りですね。
ただ、放送内容に関してはあまりのダイジェストぶりに驚きました(笑)。地元の方々は、羽生結弦を見られればそれでいい、ということなのかも知れませんね。
それにしても、クリメモは放映してくれるかと思っていたので、少しがっかりしました。2日目を観られたjunさん、本当に宝物ですね。
ととちゃん さま
あのダイジェストの短さというかブツ切り具合には、思わず苦笑という感じでした。気を抜いていると、誰が出ていたか忘れてしまっていて、実はToshIさんのヴォーカルしか印象に残っていない・・・という感じでした。つまり、映像を見ているというより、音楽を聞いているだけという錯覚すら覚えました。
実を言うと、まだ録画しただけで見れていない公演日の映像があるので、なんとか時間を見つけて、まずはそちらをしっかりチェックしようと思っています。