2024年8月29日発売。定価「3,300円」。
ウィザードリィに生活の中心を持っていかれて、こちらの紹介が遅れてしまって申し訳ありません。今日は、矢口亨カメラマン撮影の写真を中心に印象的だった部分をつらつら書き残しておきます。
まず、目次をめくった後、黒の上下の衣装のショットが続きますが、たしかにワイドパンツはここ数年メンズファッションの定番なんですが、これはタックが何本入ってるんですかね?例えば、ユニクロのレディースコーナーに男性がウロウロしているのは、ほぼ確実に「レディースのタックワイドパンツ(2タック)」目当てのはずで、私ですら2本持ってますが、この羽生さんのパンツは5本ぐらいタックが入ってません?これはもう、90年代の不良が履いていたボンタンが頭にチラつくわけですが、でも彼が履くからハイブランドの最先端ファッションなんですよ。
しかし、ウエスト細いねぇ・・・。しかもただ細いだけじゃない。顔が小さいのに、胸筋がのぞいていて、なんなんすかね、この方は(笑)。いや、若い男性で細い人ってべつに珍しくなくて、例えば、メンズアパレルブランドの新商品を男性スタッフが着て公式インスタにアップしたりすると、「170cm・52kg」等々の表記があっても、ただの虚弱体質って感じで、顔が小さいわけでもないんです。だから、羽生さんの体型ってやっぱ別格な感じがします。
黒の衣装の所ばっかり話している気がしますが、これだけ語れるのは、矢口さんの神業あってのものなんじゃないかと。そして、淡いグリーン系のシアーシャツの右ページの写真も胸筋の存在感が見逃せませんね!
ここまで見てきて、白シャツのショットはちょっと普通?・・・いや、お花にフォーカスが行くようにあえて白を着たということでしょうか。あ、でも、この白黒の衣装は、モノクロのショットの方が躍動感があっていいですね。パンツは一転してタイトシルエットですけど、裾の方はファスナーがついていて、シューズはロングブーツなんですね。これは革パンじゃないと思いますが、このファスナー仕様は、西新宿の中古CDショップで見かけるようなメタル愛好家が、間違って買ってしまうかもしれないアイテムですな(汗)。
それでいて、独占インタビューのサイケデリック調のシャツ姿での柔らかな表情を見ると、そこまでのフォトセッションとの、振れ幅が凄いっすね。
これらの写真を堪能した後に、ミーティアやダニーボーイや、FaOIの衣装を見ると、不思議と「連続性」を感じるというか違和感がありません。通常、フィギュア雑誌の誌面で凝った衣装の演技のショットが掲載されていても、(これまでの羽生さんも含めて)インタビュー時の服装はTシャツとかジャージってのは「当たり前」と思ってきましたが、プロなんだし取材時もいい物を着た方がいいよね!と、納得している自分がいます。
と、ぶつぶつ独り言をつぶやきながら、男性目線でも楽しめる写真でした。この企画、またぜひ来年もやってほしいなと思いますね。
では、また明日!
Jun