「AERA」を発売日に購入してきました。感想は明日やりますので、今日は雑談をつらつらと。
で、なんだかLifeの件でTLがプチ炎上気味なので何のことかとチェックしてみると、8月に発売されたLifeの「通常版」にクリアファイル2枚を付けて「再販」するんだそうです。「限定版」だけを購入された方は今回購入しても「カブリ」は無いわけですけど、発売日に「通常版」と「限定版」の両方を買った方、あるいは私のように「通常版」のみを買った人間には、微妙なアナウンスですよね。
通常版の在庫が余ってるんですかね?まー、当然ながら羽生さんが関知していることではないし、こればかりは出版社の自由ですからね。しかし、雑誌・写真集の値上がりが最近はけっこうエゲつないことになっているので、私も「厳選」しようかなと考えています。
競技者時代ならいざ知らず、プロ転向後は「公式グッズ」が毎年登場していますし、先日の能登のチャリティーTシャツのようなものこそ優先したいですしね。
別の話題も一つ。最近ネットで動画を見るとなると、「たまきチャンネル」で新着が無ければ、「PIVOT」か「ReHacQ」で面白そうなものを物色してるんですが、作家の今村翔吾さんのお話が面白かったですね。
今村先生によれば、若い人に時代小説を読んでもらうために、「ネトフリ」や「アマプラ」の配信作品を研究したら、どの作品も基本的に、「5分以内に何かが起こっている」「3分で人が亡くなってるぞ」と。ダラダラと主人公の性格を描写・説明するのではなく、「まずは事件を起こして、10日前に戻って、主人公を掘り下げていく」というフォーマットが若い人には愛されているぞと。だから、「小説で同じことしたろと思って、3ページ以内に事件を起こして、キャラの掘り下げを後にした」という手法を取り入れたんだそうです。実際、『イクサガミ』という作品がまだ完結していないのに、ネトフリで実写化が決定しました。
そして、読者層が、最初は「8割男性・2割女性」だったのが「5.5割男性・4.5割女性」の比率になったんだそうです。あと、男性ファンよりも圧倒的に女性ファンの方がサイン会等の直接会えるイベントに「足を運んでくれる」し、口コミも拡散して、お友達と一緒に来てくれる。男性ファンは「自分が好きならそれでいい」という人が多いのだと。これはなるほど!と思いました。
あと、小説の「書評」に関して、どの媒体がバズっているかと言うと、TikTocなんだそうです。特に「けんご」さんという方が紹介するとすごく売れるみたいで、私もさっそくフォローしていくつか既読作品の紹介動画を見てみたんですけど、「批評が悪口になっていないのが凄い」と思いました。とある作品、もし私が30秒で説明しろと言われたら、「衝撃のラストだけど気持ち悪いエログロ描写満載なので20年以上前に読んだ本なのに鮮明に覚えている。この作品の記憶が残っていることに嫌悪感を感じることもある」といった内容になるので、他人にとってみたら、購買意欲が減退すること確実でしょうね。
あと、オーディオブックのAudibleってあるじゃないですか。Amazonで小説を買おうとすると、作品によってはフォーマットが「単行本」「文庫本」「Kindle版」「Audible版」と4つあって、Audible版はプロのナレーターさんや声優さんが朗読してくれるんですね。で、いまアメリカで流行っているのが、「作家本人の朗読版」なんだそうです。日本はおそらく無いはずですが、もちろん朗読自体は上手くはないでしょうけど、そのストーリーを作った本人が読み上げてくれるんだから、そりゃ興味ありますよ。
・・・あれれ?「絵本GIFT」に羽生さん自身によるAudible版を作ったらめっちゃ売れるのに!と思ったんですよ。すでに絵本を持っている人でも絶対欲しいはずですもん。
では、また明日!
Jun