藤井七冠、本日(収録)対局!(ABEMA地域対抗戦2025 準決勝 第二試合)

藤井七冠、本日(収録)対局!(ABEMA地域対抗戦2025 準決勝 第二試合)

ABEMA将棋チャンネルでの放送は「こちら」。放送開始は土曜日(4/12)の午後5時からです。

この試合は、すでに決勝進出が決まっている「チーム関東B」との決勝戦の相手を決める戦い。「こちらのブログ」でトーナメント表が作成されていますが、上の山の準決の「チーム中国・四国」対「チーム関東B」が最終9局目までもつれた大激戦で、「中国・四国」「関東B」のどちらが勝ち上がってもおかしくなかったです。

一方、この下の山はと言うと、前回優勝チームで藤井聡太七冠擁する「中部」が圧倒的に有利です。まぁ、甲子園でも何でも強豪チームが均等にバラケることはありませんので、あるっちゃあるシチュエーションですが、聡ちゃんファンにとってこの準決は比較的安心して観戦できるカードかと思います。勝負は決勝(4/19放送)ですね。

さて、名人戦の開幕によって今季の「藤井聡太、始動!」という感じでしたが、第一局は藤井名人の異次元の強さが際立った一局でした。天才の本気の研究による角換わり後手番の新構想と、最終盤で30手以上の長手数の即詰みを読み切った衝撃のラストまで、トッププロの佐々木勇気八段をして「棋士が勉強になる将棋」と言わしめる名局でした。

やはり「藤井将棋」は、それ自体がエンタメとしての魅力に溢れています。それもやはり、先日の「詰将棋解答選手権」で証明した「異次元の詰将棋力」に因る所も大きいです。

「詰将棋選手権」では、第一ラウンド(90分・5題)と第二ラウンド(90分・5題)と、お昼休憩を挟んで二部構成で試験が行われて、全問正解&(圧倒的短時間)で藤井七冠が優勝しました。特に第二ラウンドの10問目は「プロ棋士が24時間考え続けても解けない」と言われる超難問だったそうですが、それを藤井七冠はおそらく20分程度で完答しているので、やはり読みの深さ&精度がプロ棋士の中でも圧倒的にずば抜けているようです。

名人戦に話を戻すと、将棋の「名局」は一人では生み出せません。ほぼ互角の形勢でついて行った永瀬拓矢九段の実力あってこそです。名人戦の第二局は今月29日・30日とこのトーナメントよりも先ですが、併せてご覧いただければと思います。

では、また明日!

Jun


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