FaOI 2019(幕張プログラム)

FaOI 2019(幕張プログラム)

私の行けなかった、幕張・神戸・富山のプログラムが届いたので、羽生君の部分のみご紹介します。

スケーター紹介の写真は、昨年の「春よ、来い」。羽生君の「スペシャルインタビュー」でのショットは、昨年の前半戦のオープニング衣装と、Wings of Wordsでした。

インタビューなんですけど、仙台のプログラムとけっこうかぶっています。ただ、仙台のプログラムでは仙台関連の質問と応答が収録されていた部分が、別の内容になっていますね。

Q. いまお気にいりのイヤホンの機種は?その理由も教えてください。

このような質問がめっきり減ってしまってなかなか言える機会がなかったのですごく嬉しいです(笑)。DITAのAwsome Truth、Campfire AudioのORION、64 AUDIOのU8とU10、NobleのSavant、Oriolus、JaybirdのTruth Proなど。カスタムでは、FitearのEST、WestoneのES50、カナルワークスのL77、UEのLIVEなどです。基本は高音が綺麗に伸びる、キラキラした音のイヤホンが好きです。でもアップの時には低音がしっかり鳴るもので、同時に高音も広がるものを選んでいます。最近ではアップ用のイヤホンを改造してカスタム化しています(笑)。その時々に合わせてイヤホンを選んでいるのでぜひ注目してください(笑)。

いくつかネットで検索をかけてみましたが、当たり前ですが、とてもじゃないけど気軽に買えるお値段ではないですね。ただ、上記の中で、JaybirdのBluetoothイヤホンは低価格品があるので、ちょっと調べてみようと思います。同じメーカーであれば、羽生君気分に浸れることは間違いないですからね!

Q. 昨年の幕張公演を振り返って、印象的な出来事は何でしょうか?

幕張公演がツアーの最初で、人前でちゃんと滑れるようになった初めての機会だったのでものすごく緊張したことを覚えています。また昨年のオープニングの一部では自分が振り付けした部分があったので、そちらもどのように思ってもらえるかドキドキしていました。

CiONTUではジャンプ無しでしたし、あれだけの大怪我と、五輪での身体的・精神的な疲労も相当なものだったと思います。でも、結局FaOIは全公演出演で、「羽生君におんぶにだっこ」という状況でしたからね。今年も構図的には同じでしたが、ToshIさんという「本物のスター」の存在で、全然違う雰囲気だったなと思います。

Q. アイスショーを初めて見る方への鑑賞のポイントをお願いします。試合とは違う面白さを味わうために、こんなところに注目するといい、などアドバイスがあれば。

演技している側は、試合とは違い、すごく演技に入り込んでいて、魅せることを意識しています。ぜひジャンプだけでなく、お気に入りの瞬間をスケーターごとに見つけていただきたいなと思います。また、照明に関しても大きく異なるところですが、ツアーだからこそ、音楽に合わせたり、演技に合わせたり、会場に合わせたりと様々な工夫を凝らしています。ぜひ会場と一体となった演技を楽しんでください。

羽生君の場合、競技プロでも「演技に入り込んでいる」と思っていますが、今思えば、この発言は、羽生君自身の今年のFaOIでの演技を象徴しているのかもしれません。マスカレイドもクリメモもそうですが、残テの「入り込み」方も圧巻でしたからね。FaOIが終わってから、プログラムを改めて読んでみると、いろいろと発見があるなぁと感じました。

では、また明日!

Jun

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コメント

  1. みつばち より:

    こんにちは 更新ありがとうございます

    Faoi楽しかったです。来年は全部「KOSEプレゼンツ」になるのかなーと息子(94年生まれ)に言ったら「仙台Faoiは三井不動産プレゼンツになってたし、アイリンも三井不動産が後援してるみたいじゃないか」

    おととい「関ジャム」見てましたら、Toshlくんさんのファルセットについて「女性ボーカルをカバーするのはただキーを変えればいいだけじゃないんです。そのままのキーを使うにしても男声と女声は本来違うものなので調整は難しい。それをうまくやってる人です」

    たしかにToshlくんさんのボーカルのすごさに感心したショーでもありました。

    SEIMEIで金メダルを獲ったとき、野村萬斎さんが「狂言のあらたな可能性を示してくれた、と思ってます」

    羽生さんはいろんな人をインスパイアする、ただのおばさんで、いちファンにすぎない私もインスパイアされてます。

    • Jun より:

      みつばちさま

      ToshIさんのカバーの印象は、ハスキーな声質を生かして、オリジナルとは違った味付けをしているなと。「ロックアレンジ」というと、イマイチ言葉足らずな気もするんですが、曲自体が古くても古臭くない、モダンに仕上げてくれている所が気に入っています。

      萬斎さんとの交流や、清塚さんやToshIさんとのコラボは羽生君自身を成長させただけでなく、私自身の「スケート観」を破壊し、再生してくれるというか、常に新たな感性を植え付けてくれるので、毎年感銘を受け、感謝していますね。

  2. sennin より:

    プログラム全部取り寄せたんですね?紹介して下さってありがとうございます。

    演技に入り込んでるいるというのは観ていて納得ですね。ただ、試合とはどう違うのかよく分かりません。結弦くんはどんな時も手を抜くことなく真摯に向き合ってやってるように感じるのですが、私はそこが好きなんですよね。

    イヤホンについてはサッパリ分かりません。Junさん取寄せてみたら感想お願いします。

    フィギュアスケート界も続々情報が上がってくるようになりましたね?ボーヤン君は前に交通事故にあって太ももを縫合していたんですね?今季は活躍しそうで楽しみです。
    日本の男子もジュニアだけでなく草太君も振付け師を変えて上半身が硬いと随分直されたようで(柔軟性ではなく表現です)それが生かされてくるでしょう。
    シニアの合宿があったみたいで宇野君、草太くん、島田くんが踊っている写真がありましたが、いやー、断然島田くんの身体使いが綺麗ではないですか〜?友野くんも凄そうだしあとは須本くん情報がないのでわかりませんけど今季は期待しています。

    • Jun より:

      senninさま

      シニア合宿は、けっこうニュースになっていますね。おそらく、8/2の方のFSTVで映像が詳しく紹介されるはずですが、日本の男子シニアもジュニアの選手が上がってきて、いよいよ問答無用のバトルの年になると思います。

      男子が依頼している振付師は、女子ほど売れっ子ばかりに頼んでいるわけでなく、ある意味新鮮なセレクションですね。島田君、山本君、友野君、そして刑事君は実力的には横一線という感じで、誰が抜け出すのかまったく読めません。誰がどのクワドを構成に入れて、成功率はどれぐらいか。PCSはどれぐらい出るのか。色々と楽しみです。

  3. ととちゃん より:

    パンフレットの内容をご紹介頂いて、ありがとうございます!

    イヤホンについて、嬉嬉として話す様子が目に浮かぶようです。それにしてもこれだけの機種をスラスラ言えるのは凄いな、と。よく音声さんなら分かると話していますが、正にその域ですよね。何でも嵌ると突き詰めていく性格が本当によく分かりました。

    実は、昨年に端を発して、オープニングのセルフコレオが常態になるのでは、と期待していたのですが、今年は羽生選手自身、自プロで手一杯でそれだけの余裕はありませんでしたね。いつかまた、トライして欲しいです。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      ショーに持参している機種がそこに名前の挙がっているもので、愛用のボックスを開けながらインタに答えていたんじゃないですかね?一ヶ月以上の滞在でしたし、ワイヤレスのも、ケーブル付きのもしっかり持ってきていると思います。

      確かに、良い品はぜんぜん音が違います。いまは家電量販店でもスマホを挿してイヤホンの試聴ができます。ただ、高級品は着用して外出すると断線しやすいんですよ。だから、通常は「家用」と「外出用」で分けるはずなんです。個人的には1万円以上のものを外出用に使うのはちょっとなぁ・・・と。しかし、そこは羽生君なんで、ネットで検索をかけた感じでは、5万円~15万円ぐらいのものを併用しているようです。