2018全日本シニア強化合宿インタ<1>(知子・花織)

2018全日本シニア強化合宿インタ<1>(知子・花織)

全日本シニア強化合宿での各選手のショートインタがフジテレビのYouTube垢で上がっているので、今季の新プログラムの動画もセットでご紹介します。

まずは、宮原知子ちゃん。両プログラムともに私は初見です。SPは「Song for the Little Sparrow」(ローリー・ニコル振付)で、フリーは「ブエノスアイレスの冬」(トム・ディクソン振付)です。

SPの方ですが、出だしの曲調は大人しいなと思っていて、でもさすが研究熱心な彼女、「しっとり系」の動きもうまく演じるものだなぁと感心していると、最終盤のレイバックスピンに向けて明らかにギアチェンジして、盛り上がっていきましたね。拍手も大きい!ローリーの編曲って奇抜なイメージがあるんですが、このプログラムは編曲も振付もバシっとハマっています。上品さと豪華さを兼ね備えた楽曲にまったく負けていない知子ちゃんの表現も素晴らしいですね。

つぎにフリーを。実況も解説も「いらない情報を延々とダラダラと喋りすぎ!」と感じた私のような方は、関大の練習動画の方が良いかもしれません。

たしかに、ピアソラの中に「四季」の「冬」が入っていますが、まぁ、でも基本的にはタンゴですよね。毎年どこかの試合で聞いているフレーズが随所にあるんですが、それにしても、SPとぜんぜん違うジャンルなのに、振付部分は相当仕上がっているように見えます。羽生君のイメトレじゃないですけど、知子ちゃんも、氷上以外の時間は、振付の習得に徹底的に注ぎ込んでいるんじゃないかと。

ジャンプの軸が傾いてお手つきした後、バイオリンの刻みが速くなって、ここからがインタで知子ちゃんが言ってた所か!と思っていたら、また佳菜ちゃんが思い出話を語る語る・・・。まぁ、9月12日~16日のUSインターが彼女の初戦ですから、それを楽しみに待つとしましょう。ジャンプも良くなっていくはずです。

花織ちゃんの全日本シニア合宿への参加は、今年が初と聞いて、やはり平昌五輪代表はもの凄い快挙だったんだなと改めて思います。今季は、GPファイナルとワールド出場が目標とのこと。頑張ってほしいですね。

SPの「From My First Moment」はデヴィッド・ウィルソン振付。初見です。リンクが狭すぎて、明らかにセーブして滑っている感じです。途中、アコースティック・ギターが切り込んでくるパートがあって、ここから速くなるのか?と思いきや、冒頭の柔らかなメロディーに戻るので、力強いジャンプに負けないように、柔らかい所作も求められるような気がします。彼女に「合う・合わない」という視点じゃなくて、表現の幅を広げるという意味で、良い題材だなと思います。

一方、フリーの「ピアノ・レッスン」(ブノワ・リショー振付)は、すでに前のブログでレビュー済でした。で、SPについては「これは、マスターするまでちょっと時間かかりそう・・・」というのが正直な所だったんですが、いまこの「ピアノ・レッスン」を見ると、7月の時点でも完成度の高さを感じます。リショーさんとも2シーズン目の付き合いとなり、振付の理解・習得のスピードが格段に速くなるものなのですね。

この感じだと、花織ちゃんは、フリーが今年の勝負プロになるような予感がします。彼女が今季も活躍するには、SPの仕上がりがフリーにいつ追いつくか、という所でしょうか。

明日も引き続き、合宿インタと新プロをチェックしてみたいと思っています。

では、また明日!

Jun

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コメント

  1. ととちゃん より:

    動画のアップ、ありがとうございます!

    花織ちゃんと言えばリショーさんという印象があるせいか、このフリーの振り付けも、すんなりと入ってきました。相性もいいんでしょうね。SPは新境地なんですね。表現の幅を広げるプロになりそうですね。

    知子ちゃん、両プロとも良く、特にフリーは見入ってしまいました。
    今の時点でこの仕上がり、OP以降また上手くなっていませんか?小さいはずなのに、リンクでは大きく伸びやかに見えます。試合まであとひと月弱、これをどのように見せてくれるのか、本当に楽しみです。

    • Jun より:

      ととちゃん さま

      知子ちゃんは、ジャンプ以外の完成度がすでにハイレベルで、ビックリですよね!

      いろんな選手の新プロの仕上がり具合を比較して見ているわけですが、この段階でこれだけフィットしているということは、「寝ている以外のすべての時間を、フィギュアスケートに捧げているんじゃないか?」と思えるほどです。

      彼女のことを、よく「練習熱心」で「勤勉」と、プロスケーターや解説者も評していますが、その具体的なエピソードについては、例えば、「気持ち悪くなるまでスピンの練習をしていた」というような、いまいちピンとこない内容だったんですよね。

      でも、昨シーズン、怪我明けにも関わらず、初戦のNHK杯から、SAYURIと蝶々夫人における表現は研ぎ澄まされていましたし、今季の新プロもすでにクオリティが高い。こういう所で努力しているんだなぁ・・・と、素人目線ですが「発見」した次第です。