まず、矢口神による昨日の全日本の紙面の補足コメントです。また、今回の全6回分の掲載紙のセット販売を行うとのこと。限定1500セットらしいので、未入手の方、お早めにお問い合わせください。
いよいよ、最終回です。4CCのプレーバックに関しては、高木記者は「絶対にSEIMEIで」とリクエストされたようです。スポニチも良かったですが、私の好みは報知の方かな・・・と、あくまでも個人的な印象です。
久しぶりに無心で曲に入り込んだ。ピアノの旋律に溶け込む滑らかでよどみのない動き。羽生史上最高の「バラード第1番」に昇華させた。憧れのスケーターが築き上げた「秋によせて」と「Origin」への挑戦を経たからこそ、たどり着いた境地でもあった。
苦しくもあったシーズンの最後となった大会で、自分らしさを取り戻した。迷いは消えた。「音楽との融合」という理想のフィギュアスケートの完成へ、羽生の道を行けばいい。
過不足なくうまくまとめてくれました。4CCのバラ1に関しては、明らかにOtonalに2シーズン取り組んだことで得た「情感」と「メリハリ」が溶け込んでいましたし、30秒短い「SEIMEI」は、Originでの「テンポの速さ」と「キレのある動き」が特に前半部分の矢継ぎ早にジャンプが続く部分に生きているように思います。
もちろん、「自分らしさを取り戻す」という所が、プログラム変更のそもそもの理由だったとしても、羽生さんに限って同じことを繰り返すわけがない。結果的に、新たな生命を吹き込まれた「バラ1」と「SEIMEI」を見られて、私は満足でした。
「もう少しだけ、この子たちの力を借りてもいいかな」
私は、この羽生さんの言葉はかなり謙遜かなと思っています。単に「借りてきた」というより、「子どもたち」が「青年」になって生まれ変わっていました。
「バラ1」と「SEIMEI」が「子ども」から「青年」へ、そして「大人」に成長した時、北京五輪の金メダルも見えてくるのかな?と、楽しみにその時を待ちたいと思っています。
では、また明日!
Jun
コメント
矢口さんのコメント、いいですね。全部好きだという中に、1人で戦ったオトナルが入っていて、グッと来ました。どのプロも見る人の心を打つし、それぞれに意義があったんだと、改めて思います。junさんが仰る通り、オリジンやオトナルの経験があったから四大陸のバラ1やSEIMEIが実現したのですよね。そして北京へ!夢が広がります。
報知のセット売り、購入しました。届くのが楽しみです。後はジュエルズで終わりかな、と思っていたら、スポニチさんが写真集を準備されてる?という噂が…。さすがですね!
矢口さんも後に続いてくれたら最高なんですが。
ととちゃん さま
すでにスポニチの写真集の情報をキャッチされていましたか!長久保部長のツイで私も編集作業中のモニターの写真を目にしました。
あの感じですと、GW明け、5月下旬頃には発売されるのではないでしょうか?正直、今回のプレーバック企画は報知の方が出来は良かったと思いますが、小海途神の写真の素晴らしさは鉄板ですし、待ち遠しいですね。報知も頼みますよ!