FRaU(Web連載第1回)

FRaU(Web連載第1回)

FRaU 11月号」(9月28日発売)で羽生さんの特集記事を掲載するようですが、「本誌未掲載の写真での短期集中連載」をWeb上で発表するのだそうです。今回の記事は「こちら」。

連載のタイトルが「羽生結弦『深まる美』」ですが、別に羽生さんの容姿や衣装デザインにフォーカスするのではなく、報知の高木恵さんが執筆されているので、普通にアイスショーのレポートという感じです。今回は3月の「notte stellata」が取り上げられていて、彼のプロ転向後の活動を知らない人にとっては、このショーの経緯と意義をすばやく理解できます。その点では、さすがプロの仕事という感じ。

ただ、私含めてこのノッテの全容を把握しているゆづファン的には、今回の記事は、新しい情報はゼロかなと思います。私も、「Life Extra」の濃密なインタを読んだ直後で、ノッテを取り上げてくれるのは嬉しいものの、サラっといつの間にか読み終えてしまいました。

ふと思ったのは、羽生さんのプロ転向により、フィギュアスケート専門誌の復活のチャンスは大いにあるんじゃないかと。羽生さんが競技者の頃(特に平昌五輪以降)は、国内・国外問わず、大手新聞のペン記者さんは全ての試合を取材し、囲み取材を行い、写真も撮り放題で、それをすぐにネットニュースとして発表できたし、試合翌日の新聞も売れまくっていました。

ところが、アイスショーは取材可能日が限られており、新聞社に速報性というアドバンテージが無くなった。そもそも、ライブビューイングやCSでの生中継が増えて、チケットが当たらなくても、その気になれば誰でもリアルタイムでショーを観られるようになっています。そこで、関係者・共演者とのパイプのある専門誌が、独占取材を通じて、「後日談」的に我々の知らなかった情報を伝えてくれるというのは、非常に価値が高い。「Life」あるいは「Quadruple」あたりの老舗にはぜひ頑張ってもらいたいと思います。

とは言え、この連載記事をダメ出しするつもりは無くて、まだ1回目ですから、矢口カメラマンの美しいお写真とともに、高木さんの独自の解釈を読めることを楽しみにしています。時系列に進むなら、GIFTやプロローグには戻らず、SOI→FaOIと進むのでしょうか。期待していますよ!

では、また明日!

Jun


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