引き続き、Music with Wingsです。第一部は「旧ロミジュリ」までなので、映像を見た後に、ガイドブックも読んでみました。CiONTUの「黒ガイドブック(愛蔵版ブック)」にも、羽生さん自身による「プログラム解説」は収録されていて、一部内容がかぶってはいるんですが、トロントに渡る前のプログラムについては、資料的価値がめちゃくちゃ高いです。
それぞれのプログラムについて、羽生さん自身のコメントと、山田真美コーチ、阿部奈々美コーチ、都築章一郎コーチからのコメントがセットになっていて、これはただ文字を読むだけではもったいない!シーズンオフの時期に、映像とセットで記事にしたいと思っています。
プログラム紹介以外にも、プルさん&ジョニーからのメッセージ、矢野桂一さんと伊藤聡美さんのインタが収録されています。コンサートは1月6日・7日で、当然ながらガイドブック作成時にバラ1&SEIMEIに戻す話は出ていなかったはずですが、もちろん今回もお二人の力を借りて4CCに臨んでいるはずで、音楽と衣装の両面でSEIMEIに関わったお二人のインタは、いま読むと示唆に富んでいます。
ところで、特に印象的だったのは、伊藤さんの以下の発言ですね。
近年、シンプル化が進んでいる男子シングルの選手のなかでも、「自分の世界観はこれ」と貫いている羽生さんの姿勢に、衣装屋としてやりがいを感じますし、「羽生結弦ってこれだ」というものを宣言するような気持ちで製作しています。羽生選手も見ている方々もがっかりさせないような衣装を、という思いでいますね。
何を言わんとしているかよく分かります。そして、「シンプルさ」を好むスケーターからも、売れっ子の彼女の所には依頼は来ていることでしょう。でも、羽生さんの衣装は毎回素晴らしいですし、伊藤さんも、情熱を注ぎ込んで製作していると知って、嬉しく思いますね。
明日は時間を見つけて、公演の第二部の方も見る予定です。
JOCの公式アカウントでツイートされているとは、なかなか期待も大きい模様。鍵山君の4CC入賞に臆することなく、「俺は俺のスケート道を追究する!」という意気込みが感じられます。そうこなくっちゃね!一方で、スケ連のツイ垢にはこのニュースは無し。相変わらずしょーもない組織だこと。
では、また明日!
Jun
コメント
こんにちは 更新ありがとうございます
>相変わらずしょーもない組織だこと。
いやだ、爆笑です。でも事実だから笑ってもいられない、当事者は。
プログラム私の手元にも届きました。じっくり読んでます。
ニュースはコロナ一色ですね。SOIはどうなるんでしょう。さすがに4月には収束してると思いたいのですが・・・。1月にコンサートへ行ったことがもうずいぶん前のような気さえします。
みつばちさま
FaOIはまだ分からないですが、3月にピシャっと終息するとは到底思えないので、この感じだとSOIは厳しいかもしれないですね・・・。
こればかりは仕方のないことですから、何が起こっても受け入れることにしましょう。
トロント以前の若葉のころのプログラム解説、羽生さん本人だけでなく、山田コーチ➡︎奈々美コーチ➡︎都築コーチのコメントまであるとは!楽しみにしています。
伊藤聡美さんは、衣装の重量や素材などのスポーツに必要な物理的は部分はもちろんですけど、、物語の背景にある世界観を徹底的に調べ抜いていて、一体何人、影武者がいるの?と思うくらいです。その緻密な仕事ぶりは、羽生さんのスケートに対する完璧主義と献身にも通じるものがありますよね。
JOC、目の付け所がいいじゃないですか!トップの爺さんを見ていると、JSFと変わらないしょーもない組織に見てましたが、少なくともSNSを担当するような若手はそうじゃないんですね。
我らが駿君には、シーズン最後に良い色のメダルを取っていただき、シニアの階段を登って欲しいですね。
Fakefurさま
特に奈々美先生のコメントの数とボリュームが凄いです。
彼女の声って、羽生さんがトロントに渡ってから、ほとんど一般レベルには届いていないに等しいんですが、ここぞという時に惜しみなく協力してくれて、義理堅い方だなと思います。
駿君は燃えていると思いますよ。やれる!という自信があるのでしょう。その心意気や良し!楽しみです。