今日は雑談(ヴァレンティーナ・リシッツァ)

今日は雑談(ヴァレンティーナ・リシッツァ)

Music with Wingsの録画を見ながら、スマホで曲を調べたりしていたんですよ。すると、YouTubeで、ウクライナ出身の女性ピアニスト、ヴァレンティーナ・リシッツァの動画が目に止まりました。

私たちもよく知っている「月光」の視聴回数が4500万再生!どれどれ・・・と見てみると、クラシックにまったくの素人の私でも、「ものすごいパワーとスピード」にビックリ。手も大きそうだけど、身長も高いのかもしれない。ウチの古い、iPhone7 plusのスピーカーで、YouTubeから流しても「激しすぎる月光」です。

本当にたくさんの動画をアップしてくれていて、「これでCD売れるの?」と心配しながら探してみると、ありましたよ、「バラ1」も!

原曲は長いのですが、カメラの台数が多いので、「この部分はこうやって弾いてるのか!」と見ていて飽きないと思います。月光もそうでしたが、力強くてメリハリがあって、なかなかいいですね。

来日は2014年が最後のようで、インタビュー記事(前編)(後編)を読んでみましたが、なかなか興味深い。

―― 3歳の頃よりピアノを始められたそうですが、音楽一家ではないと伺いました。きっかけはどのようなことだったのでしょうか?

多分、ロシア人も日本人も両親の考えは同じだと思います。最初は子供に色々な習い事をさせたい、そして何か(エキスパート)になって欲しいという思いから習わせられたのだと思います。正確には3歳8ヶ月から始めました。

その頃は、バレエ、スイミング、フィギュアスケートなどたくさんの習い事をさせられましたが、どれも今ひとつでした。ところが音楽だけは練習は嫌いでしたが(笑)ステージに上がるのが大好きでしたし、自然の流れであくまで習い事の一つとしてピアノを始めました。

実は途中で音楽を辞めたいと思った時期があったのです。何故かというと、音楽の学生なら一度は乗り越えなければならない、コンクールに出場しなければいけないというプレッシャーからでした。コンクールというのは本来、音楽というのは評価されたり、競い合って誰が一番速く弾けるかというものではないと思うのです。そしてコンクールが音楽でのスポーツのように感じ、それがアンフェアにも思えました。そのようなことに嫌気がさしてスポーツとも言えるチェスに一度はまりました。チェスは頭を働かせることで、相手を倒すことができると考えたからです。今はもうチェスは全然していなくて、自分はアーティストだとより感じられますので、ピアノ一筋です。

フィギュアスケート経験者という点がまず気に入りました。そして、「練習は嫌いだけどステージに上がるのが大好き」というのは、羽生さんに通じるものを感じます。一流の表現者になるための、必要な適正かもしれません。

コンクールで順位をつけられることの葛藤と、他人の評価が勝敗にいっさい関係なく、将棋と同様に「完全公開ゲーム」としてのチェスにハマったという所も、とても共感します。私も、よくこのブログで書いていますが、フィギュアスケートの不透明な採点が嫌になって、完全な実力勝負の将棋を見て、心のバランスを取り戻すようにしています。

インタビューの後編では、なぜYouTubeで映像をアップしているのかについて、熱心に語ってくれています。

世界中の若い人にもっとどんどん見てほしいです。中にはCDを買えない人がいたりダウンロードするお金さえない人がいて、YouTubeしかツールとしてない人たちがいます。特に若い人達に私がいかに音楽を愛しているかというこの気持ちを訴えていきたいと思います。

これ、6年前(2014年7月)のインタビューですからね。家族に手伝ってもらいながらの「撮影の苦労話」も、まるで昨日・今日の話のようで、時代の先を行ってたんだなぁ・・・と感心しました。素晴らしい先見の明です。

一枚購入。自分にできることといったら、これぐらいです。頑張ってもらいたいです。

では、また明日!

Jun

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コメント

  1. 七品 より:

    毎日、興味深い記事をあげてくださり、本当にありがとうございます。
    情報量が多く論理的で、かつ、好みや主張がはっきりしている(だから100%賛成でない時もある。そこが良い!)貴重なサイトだと思っています。

    さて本日の記事、これはいいですね。誰かからのご紹介でなく、ネットサーフから発見されたのであれば、なんだか運命の巡り合わせを感じました。大袈裟ですが、非常に感銘を受けたのでコメントさせて頂きます。

    • Jun より:

      七品さま

      お褒めいただき光栄です。羽生さんを応援しているという一点では「同志」なのですから、「好き嫌いの違い」も含めて楽しんでほしいと思っています。

      ヴァレンティーナさんの動画との遭遇は本当に偶然でした。普段、YouTubeのオススメは「なにこれ?」というものばかりなんですけど、今回ばかりはこの機能に感謝したいです。音楽だけでももちろん素晴らしいのですが、やはり動画の方が迫力が伝わってきますね。おそらく彼女もそこを意図しているんだと思います。